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令和2年(2020年)6月30日更新

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玉川上水と共に育まれた自然の恵み
玉川上水散策(福生市)

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加美上水橋付近
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東京駅から西へ約40キロメートル。立川市と青梅市の間に位置する福生市は、西側に多摩川と玉川上水、東側に横田基地があることから、「和」と「洋」、それぞれの風景が見られる場所として知られている。
JR福生駅西口商店街を5~6分進み、歩きやすく整備された宿橋(しゅくばし)通りに入る。ここは昭和初期頃まで、街の目抜き通りとして親しまれた所。現在も明治時代の大型民家「旧ヤマジュウ田村家住宅」や木造の教会など、趣のある建物が当時の面影を残している。
通りを抜けると、奥多摩街道と玉川上水が並走し、その向こうに黒板塀(くろいたべい)が続く大きな屋敷が見える。市内に2軒ある酒蔵の一つ、1822年(文政5年)創業の造り酒屋だ。敷地内には文化財に登録された建造物が点在し、門が開いていれば中に入ることも可能。どっしりとそびえ立つ赤れんがの煙突とケヤキの大木が歴史を感じさせている。
再び玉川上水に戻ろう。玉川上水は、徳川4代将軍家綱の時代に江戸の飲用水不足を補うために造られた人工の水路。羽村市内で多摩川の水を取水し、約43キロメートル先の四谷付近まで続いている。
現在、上水沿いの道は整備され、憩いの場所になっているが、中でも加美上水橋(かみじょうすいばし)、新堀橋(しんぼりばし)からの眺めは記憶にとどめておきたい美しさ。両岸の木々の緑を水面に映し、穏やかに流れる水景色は、訪れた人にひとときの安らぎを与えてくれることだろう。

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約200年の歴史を誇る酒造場

JR青梅線「福生」駅西口下車。玉川上水までは徒歩約10分。
[福生市観光案内所 くるみる ふっさ]電話 042-530-2341 10時00分~18時00分。月曜日・木曜日(祝日の場合は翌日)休。「福生」駅西口下車、徒歩5分。
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