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※5月号は4月15日時点の情報に基づき作成しています。 |
芸術文化で躍動する都市東京を実現
「東京文化戦略2030」を策定しました
4つの「戦略」で10のプロジェクトを展開します
戦略1 誰もが芸術文化に身近に触れられる環境を整え、人々の幸せに寄与する
人々のウェルビーイングの実現に貢献する
(1)地域活性化プロジェクト
- 芸術文化の敷居を低くして、どこでも気軽に楽しむことができる場づくりを強化
- 芸術文化と地域社会を結び付け、地域の振興にも寄与する新たな仕組みを構築
〈まちなかアート〉

パビリオン・トウキョウ2021
Global Bowl 設計:平田晃久 撮影:ToLoLo studio
(2)だれもが文化でつながるプロジェクト
- あらゆる人を対象としたプログラムを展開し、芸術文化の力で共生社会の実現を図る
(3)キッズ・ユース・プロジェクト
- 子供や若年層が良質な芸術文化に触れる機会を増やすための取り組みを推進

東京文化会館 ミュージック・ワークショップ
(c)Mino Inoue

キッズ伝統芸能体験 撮影:菅原康太
戦略2 芸術文化の力で、人々に喜び、感動、新たな価値の発見をもたらす
人々をインスパイアする
(4)スマート・カルチャー・プロジェクト
- 都の収蔵品のデジタル化、バーチャル展覧会の実施や最先端技術の積極的活用などにより、新たな鑑賞・参加機会を提供
- 都立文化施設を実験場としたスタートアップ企業との共同事業や、最新技術とアートとのコラボ事業に対する支援

江戸東京博物館アプリ「ハイパー江戸博」
(5)「アートのある生活」プロジェクト
- アート作品を気軽に生活に取り入れられるような取り組みを実施
(6)アート&エンターテインメント・プロジェクト
- 区市町村や民間企業と連携し、国内外の人々が楽しめるフェスティバルなど創造的な事業を推進

六本木アートナイト
(c)六本木アートナイト実行委員会

サラダ音楽祭 提供:東京都交響楽団
(c)堀田力丸
戦略3 国内外のアートシーンの中心として、世界を魅了する創造性を生み出す
芸術文化のハブ機能を強化する
(7)アート・ハブ・プロジェクト
- 東京に集積している人や場所などの多様な文化資源を結び付け、世界につなぐハブ拠点を形成し都市の成長につなげる
- 都民とアーティストが交流できる場であり、アーティスト等にとってはイノベーションの創造や情報発信の場となる「TOKYOアート・ハブ」を構築
(8)海外発信プロジェクト
- 海外での展覧会・公演の実施など、東京の魅力を発信する事業や積極的な海外展開を推進
- 東京の若手アーティストの成長の場として、海外での活躍の舞台を用意
戦略4 アーティストや芸術文化団体等が継続的に活動できる仕組みをつくる
持続性のある芸術文化エコシステムを構築する
(9)アーティスト・ステップアップ・プロジェクト
- アーティストや芸術文化団体の活動を支援する助成制度や人材育成事業を進め、取り組みの充実を図る
- 世界で活躍できるアーティストを育成支援するため、新人・若手から順調にステップアップできるよう段階に応じて計画的かつ集中的な育成を実施し、東京のアーティスト全体の底上げを図る
(10)担い手育成・支援&創作環境向上プロジェクト
- 組織横断で体系的な人材育成プログラムを実施
- 稽古場、アトリエ、スタジオ等の利用に係る負担を軽減し、継続的な活動を支援
戦略やプロジェクトの詳細については、「東京文化戦略2030」をご覧ください。