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令和2年(2020年)3月30日更新

催し等の開催に関する最新情報は各リンク先をご確認下さい。

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江戸・東京が育んできた文化を神楽坂で体感

Tokyo Tokyo FESTIVALの多彩な取り組みから、今回は「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2020」を紹介します。
石畳の入り組んだ路地を進んでいくと聞こえてくるのは、路地を歩きながら演奏する「新内流し」の三味線の音色。これは、日本を代表する伝統芸能に出会えるイベント「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」の一コマです。
神楽坂は、江戸時代の地割(じわ)りがほぼそのままに、石畳の路地などが残されてきました。メインストリートから一歩小路(こみち)に入ると、江戸の面影が残る街並みが現れ、まるでタイムスリップしたかのように感じるかもしれません。
また神楽坂は、明治大正の昔から、夏目漱石や尾崎紅葉といった文豪が集い、いくつもの寄席や演芸場がある文化的な街でした。現在も、落語などの話芸が盛んに演じられているほか、花柳界と共にさまざまな芸能も伝承され、文化や伝統芸能が街の歴史と強く結びついています。
今年で8回目を迎える「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2020」は、路上や神社仏閣、公園など街なかで、伝統芸能を気軽に見て、聞いて、触れることができるイベントです。
毘沙門天善國寺の特設ステージでは、落語や講談、琵琶語りなど、日本の伝統語り芸が披露されます。赤城神社では、雅楽器の笙(しょう)による現代音楽の演奏や長唄三味線と邦楽囃子の演奏が、イベントを盛り上げます。その他にも、芸者さんとのお座敷遊び体験など、神楽坂ならではのプログラムが満載。歴史スポットを巡るスタンプラリー、紙芝居や江戸糸あやつり人形を楽しめるこども広場なども注目です。
子供から大人まで幅広い層の方や外国の方々が、世代や文化を超えて楽しめる2日間。ぜひ、この機会に神楽坂と伝統芸能の魅力を発見してみて下さい。

イベントの様子の写真

石畳の路地を歩きながら演奏する「新内流し」

※5月9日(土曜日)13時30分~、10日(日曜日)11時30分~。荒天中止。一部有料・要事前申込。

お問い合わせ
生活文化局文化振興部
電話 03-5320-4232
ホームページ https://tokyotokyofestival.jp/(外部サイトへリンク)

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