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2020年3月30日更新
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つつじの開花時期を迎えた境内(平成30年4月撮影)
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「花と歴史の寺」として知られる塩船観音寺は、都心から約40キロメートル、河辺(かべ)駅発のバスを降りて10分ほどの場所にある。周囲を丘に囲まれた地形が船の形に似ていることから「塩船」と名付けられた、開山から1,000年以上もの歴史を持つ古刹(こさつ)である。
力強い金剛力士像が迎える山門(仁王門)をくぐると、国の重要文化財に指定されている本堂のほか、東京都や青梅市の指定有形文化財である仏像など、貴重な文化財の数々を目にすることができる。これらの多くは鎌倉時代から室町時代に造られたものだが、その保存状態の良さに驚くと同時に、細部に刻まれた年月の流れに心を動かされる。
本堂奥の裏山では、昭和40年代からつつじ園の整備が進められており、現在20種以上、約2万本のつつじが植えられている。開花時期の4月中旬から5月上旬にかけて行われる「つつじまつり」では、都内外から10万人近い人が訪れ、にぎわいを見せる。
また、つつじ園の奥から霞丘陵自然公園に入ることができ、見晴らしの良い尾根道を進むと、富士山が見える霞丘陵ハイキングコースに行くことも可能だ。
土地の歩んできた歴史に触れ、彩り豊かな自然の景色を満喫すれば、今一度新たな気持ちで日々を過ごすことができるだろう。
山門(仁王門)
JR「河辺」駅からバス「青梅車庫」「小作駅東口」行きに乗り「塩船観音入口」下車、徒歩10分。
[塩船観音寺]電話 0428-22-6677。つつじまつり開催期間中のみ大人300円、子供100円。
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お問い合わせ 生活文化局広報課 電話 03-5388-3093 |