広報東京都2022年7月号

これまでも、これからも。変わらぬ安心、よりよい医療
7月1日、「新たな都立病院」がスタートします

東京都では、令和4年7月1日に、高度・専門的医療を担ってきた都立病院（8病院）と地域医療を強みとしてきた公社病院（6病院・東京都がん検診センター）を一体として地方独立行政法人化し、地方独立行政法人東京都立病院機構^【注】を設立します。
【注】法律に基づき、東京都が100％出資して設立される法人

必要な医療サービスを一層向上させ、都民の皆さんを医療で支えていきます

「新たな都立病院」で強化する取り組み

都民の皆さんに必要な医療を一層充実

医療の質やサービスをさらに充実させ、都民の皆さんの生命と健康を守る役割を果たし続けていきます。

• 救急医療、がん治療などにおいて、重症の患者さんや合併症のある患者さんの受け入れ体制を強化

災害等緊急時の体制を強化

新型コロナウイルス感染症をはじめ緊急時においては、都の方針の下、法人全体で率先して対応していきます。

• 14病院1施設が連携し、新型コロナウイルス感染症の変化に応じて機動的に対応
• 今後起こり得る新興感染症や首都直下地震に対して着実に準備

地域医療の充実に貢献

誰もが住み慣れた地域で安心して療養できるよう、地域医療の充実に貢献していきます。

• 地域医療機関等との連携を一層強化

ご来院の患者さんへ

地方独立行政法人化後も、これまでと変わらずに受診いただけます。

• 予約の流れや電話番号はこれまでと変わりません。
• お持ちの診察券をそのままご使用いただけます。
• 既に予約済みの場合は、予約を取り直す必要はありません。

法人のシンボルマーク

シンボルマークに込めた思い

• 東京（「tokyo」）の頭文字「t」と、病院の「十字マーク」に、両腕を広げる人の姿を重ねたイメージで、都立病院が安心の拠り所であることを表現しました。
• 安心と信頼を感じさせるブルーとグリーンをベースに、光を感じる色調で、未来へ向かって東京の医療を支えていくことを表現しました。

都立工芸高校でデザインを学んでいる生徒が制作

都立病院等一覧