^{心地よい自然、芸術に触れる}
芹ヶ谷公園・国際版画美術館（町田市）

版画の魅力を発信する国際版画美術館
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ショッピングビルが建ち並ぶ町田駅。にぎやかな商店街を抜け北東へ15分ほど歩くと、住宅地の中に大きな森が現れる。高低差のある谷の地形を生かした自然豊かな公園、芹ヶ谷公園だ。南北に細長く広がる約14万平方メートルの敷地内には、ソメイヨシノが植栽された2つの憩いの広場、全長46メートルの大型すべり台や遊具が設置された冒険広場などがあり、子供から大人まで楽しむことができる。
公園の南側には、レンガ構造の落ち着いた外観と、明るい吹き抜けのロビーを持つ国際版画美術館がある。版画をテーマとする世界でも数少ない美術館で、レンブラントやピカソ、横尾忠則など国内外の優れた版画作品や資料を収集・保存。収蔵数は32,000点を超える。
独自の切り口で版画の魅力や技法を解説する年4回ほどの展覧会のほか、無料のミニ企画展も充実しており、人気の浮世絵版画から現代アートまで、多種多様な技法の作品を見ることができる。
併せて、版画を作る楽しみを体験することも可能。併設する工房とアトリエでは、銅版画やリトグラフ、木版画、スクリーンプリントなどを学べる講座・教室が定期的に開かれており、遠方から通って来る人もいるという。
現在、街の中心地に近いこの公園を、「パークミュージアム」というコンセプトの下、再整備の動きが始まっており、7年度には同館の隣に国際工芸美術館をオープン予定。私たちの心を豊かにする、自然と芸術がここにはある。

本格的な設備が整った版画工房

小田急線・JR「町田」駅下車、徒歩15分。
[国際版画美術館]電話　042-726-2771。10時00分～17時00分（土曜日・日曜日・祝日は17時30分まで）。月曜日（祝日の場合は翌平日）・年末年始休館。4月10日までミニ企画展「奈良美智と版画のなかの子どもたち」開催ほか。一部展覧会は有料。版画講座の内容等詳細はホームページ（外部サイトへリンク）で。
[芹ヶ谷公園]町田市公園緑地課　電話　042-724-4397。6時00分～18時00分（6月～8月は19時00分まで）。ホームページ（外部サイトへリンク）

お問い合わせ 生活文化局広報課 電話　03-5388-3093