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令和4年(2022年)1月1日更新

新型コロナウイルス感染症の影響により、記事の内容等が変更になる場合があります。最新の内容等はホームページをご確認ください。
外出時は最新の情報を確認した上で、マスク着用等の基本的な感染予防策を徹底するなど、感染拡大防止に向けた行動にご協力をお願いします。
※1月号は12月14日時点の情報に基づき作成しています。

監査により都の行財政の運用を改善

監査委員は、都の行財政が正しく無駄なく運営されているか監査し、問題点を指摘して各局に改善を求めています。今回は、未改善であった指摘事項等46件のうち、32件が改善となりました。

主な改善事例

  • 交通局は、大規模地震等の発生時、地下鉄駅施設に利用者を一時的に保護する対策を講じていますが、停電時等の対応や一時保護対策に係る訓練等について、取り組みが不十分な点が認められました。
    停電等により駅施設に留まることが危険と判断した場合、利用者の安全を確保するための手順等を各駅の実情に合わせ「異常時対応マニュアル」に追記しました。また、一時保護対策訓練の実施を全駅に求めるなど、災害発生時の即応態勢の整備を図りました。
     
  • 産業労働局は、落石を防止するため、ロープ伏工(ふせこう)【注】等の対策を行っていますが、各工事で使用する材料が異なる場合の施工・品質管理項目の統一が図られていない点が認められました。
    【注】アンカーボルトで、格子状に組んだワイヤーロープを斜面に密着させることで、石の滑りを抑止し落石を防ぐ工法
    主要品質管理項目の改定により、基準を統一しました。
     
  • 中央卸売市場は、市場内の傷んだ舗装の補修を行っていますが、豊洲市場以外の10市場において、30年以上前のしゅん工図を用いるなど、要領に沿っていない舗装が認められました。そのため、各市場の利用状況に応じた舗装管理図の整備を求めました。
    しゅん工図や交通量調査を基に、路床(舗装部分の下)の土の強さや交通量区分など、舗装の設計に必要な情報を集約した舗装管理図を各市場で作成しました。

改善状況の詳細、その他の改善案件については、監査事務局ホームページの「監査指摘・改善措置等検索システム」からご覧いただけます。ぜひご利用ください。

お問い合わせ
監査事務局総務課
電話 03-5320-7017
ホームページ https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/

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