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2020年1月1日更新
Tokyo Tokyo FESTIVALの目玉事業として公募で選ばれた特別な13企画「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」。今回紹介するのは、都内の銭湯が一体となって展開する「TOKYO SENTO Festival 2020」です。
銭湯は室町時代から愛されてきた日本の生活文化であり、その歴史の中で、独自の建築様式や、美しい富士山でおなじみのペンキ絵などのアートを生み出してきました。本企画では、人々と芸術文化の「接点」である銭湯を、さまざまな分野のアーティストが、2020年の東京をテーマにペンキ絵やオリジナル作品で彩ります。
メインとなるのは都内4つの銭湯。渋谷区「八幡湯」では、漫画「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリさんが『古代バラネイオンの湯』と題して古代オリンピックの情景を描き出します。「古代ギリシャ人が楽しんだお風呂とオリンピックを結び付けられるのは、2020年の東京しかない。銭湯でオリンピックが元々どんなものだったか、観察しながら楽しんでもらえたら」とヤマザキさん。
武蔵野市「弁天湯」では、NHK・Eテレ「みいつけた!」のアートディレクター大塚いちおさんが人気キャラクター・オフロスキー等を使った「子供も大人も元気になれる空間」を創出。台東区「ひだまりの泉 萩の湯」、中央区「金春湯」においても異なる分野のアーティストが「銭湯アート」を展開します。
さらに、都内約550軒の銭湯で、参加アーティストによる「オリジナルアート暖簾(のれん)」を一斉に掛けるほか、特製てぬぐいをもらえる「スタンプラリー」も実施します。また、2020年ならではの特別企画も用意しています。ぜひこの機会に銭湯の魅力を再発見してみて下さい。
参加アーティストたちによる制作発表
※開催期間:5月26日(GO風呂の日)~9月6日
お問い合わせ 生活文化局文化振興部 電話 03-5320-4232 ホームページ https://tokyotokyofestival.jp/(外部サイトへリンク) |