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令和3年(2021年)1月1日更新

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※1月号は12月14日時点の情報に基づき作成しています。

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新しい時代のアートへの思い

さまざまな「当たり前」を見直すことが求められた2020年。刺激や癒しを届けてくれるはずの芸術・文化も例外ではなく、展示や公演はおろか、準備や稽古もできない時期がありました。無観客公演など、前例のない取り組みが今も続けられています。
いよいよ今年、東京2020大会がやってきます。開催都市東京の芸術文化の魅力を伝える「Tokyo Tokyo FESTIVAL」では、この新しい時代に向き合い、果敢に挑戦する人たちに話を伺い、その内容を公式サイトに掲載しています。
昨年秋に開催された東京芸術祭2020。総合ディレクター・宮城聰さんはコロナ禍で芸術祭を行うべきか悩んだと言います。感染予防でかつてのように人が集まらなくなり、意見が違う人と話をする機会が減って、他者への共感が衰え"分断"が進行しているのではないか。そういった中で、東京は"二分法じゃない思考"を維持していかないといけない、として宮城さんはこう語っています。「『こういうのも"美"だよね』とか、いろんな考え方があることが一番分かりやすく提示されているのが芸術です。芸術が持つ『先入観を根底から疑ってみる力』を最大限に発揮して、大変だけどここは頑張って芸術祭をやった方がいい、という考えに落ち着きました」。
他にも、ワークショップなど人々の出会いや相互作用から表現を生み出す文化プログラム「TURN」の監修者・日比野克彦さんが対面を制約される中で考えたことや、東京都交響楽団が管楽器から出る飛沫(ひまつ)まで調査するなど、前例のない対策を経て成功させたサラダ音楽祭の舞台裏の秘話などを公開しています。新しい気持ちでアートに携わる人たちのインタビューを、ぜひご覧ください。

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お問い合わせ
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電話 03-5320-4232
ホームページ https://tokyotokyofestival.jp/(外部サイトへリンク)

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