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令和5年(2023年)3月30日更新

新型コロナウイルス感染症の影響により、記事の内容等が変更になる場合があります。最新の内容等はホームページをご確認ください。
最新の情報を確認した上で、基本的な感染防止対策を徹底するなど、感染拡大防止に向けた行動にご協力をお願いします。
※4月号は3月15日時点の情報に基づき作成しています。

自然と戯れながら味わう贅沢な時間
八丈島(八丈町)

写真1
三原山方面の高台からの雄大な景色。八丈小島(左)と八丈富士
こちらよりパソコン用壁紙をダウンロードできます。

太平洋上に浮かぶ都内の南国、八丈島は、二つの山からなるひょうたん型の島。青空にヤシの葉が揺らぎ、ハイビスカスが咲く温暖な気候は、黒潮暖流によるもの。豊かな自然を満喫するプロローグとしてまずは、ひょうたんの「くびれ」の部分に位置する八丈植物公園を訪れた。熱帯・亜熱帯性の植物が茂る園内には、島の自然などの情報が得られる八丈ビジターセンターもある。
島の北西部を占める八丈富士は標高854メートル。中腹には「ふれあい牧場」があり、のんびりとした牛たちに癒されるとともに、壮大な海と山を見渡すことができる。麓の「南原千畳岩海岸」も絶景スポット。この山の噴火によりもたらされた黒い岩の海岸で、特に夕暮れ時の風景は幻想的。自然の偉大さを感じさせられる。
もう一つの山、三原山の裾野には、滝の裏側を歩くことができる「裏見ヶ滝」の散策路がある。天然記念物のシダ「ヘゴ」などの多様な植物がうっそうとした森の中、澄んだ空気が体を包み、滝の流れ落ちる音が心地よい。歩き疲れたら自由に立ち寄れる「足湯きらめき」へ。目前に広がる水平線を望みながら、じんわりと温かい温泉が脚を優しくほぐしてくれる。運が良ければ遠方に鯨の姿が見られるとか。温泉施設は複数あるので湯巡りも楽しめる。
島の特産品にも注目したい。自生する植物で染め上げた伝統的な絹織物「黄八丈」は島の名称の由来ともいわれている。黒潮の恵みを受けた鮮魚をしょうゆ漬けした島寿司や独特の風味の魚の干物「くさや」など、食も堪能しながらゆったり過ごしたい。

羽田空港から飛行機で55分。竹芝桟橋から客船で10時間20分。
(八丈島の観光について)[八丈島観光協会]電話 04996-2-1377。9時00分~17時00分。
ホームページ(外部サイトへリンク)

写真2
滝の裏側を歩ける「裏見ヶ滝」

八丈島の魅力を動画で紹介しています。(外部サイトへリンク)

文責:政策企画局戦略広報課

本号をもって「とうきょう日和」の連載を終了します。

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