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令和2年(2020年)2月29日更新

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桜の名所に新文化スポット
洗足池公園・勝海舟記念館(大田区)

洗足池の写真
桜の奥に洗足池を望む
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東急池上線洗足池駅を出てすぐ、閑静な住宅街に囲まれたオアシスがある。桜や紅葉の名所として知られる洗足池公園は、都内有数の大きさの池を有し、池を囲む豊かな緑により都心にいながら四季折々の自然を楽しむことができる。
池の外周は約1.2キロメートル、ゆっくり歩いて30分程。東京の名湧水57選の1つである清水窪弁財天を主な水源とし、高い透明度を保っている。園内にはホタルの自生化に取り組む水生植物園や、朱色の鳥居が特徴的な厳島神社が鎮座する弁天島、アーチ型が美しい池月橋など見どころも多い。中でも桜が群生する「桜広場」「桜山」は暖かい季節にぜひ足を運びたい。ボートの上からゆっくり眺めるのもおすすめだ。
洗足池はその畔(ほとり)に勝海舟が別荘を構え、現在も勝夫妻の墓所が残る、海舟ゆかりの地であることをご存じだろうか。昨年9月に開館した「勝海舟記念館」では、激動の時代を駆け抜けた彼の生涯をさまざまな角度から学ぶことができる。館内をじっくり見て回れば、歴史に詳しい人でも新たな発見があるだろう。建物は、海舟の別荘隣地に海舟の遺品や関連図書の収集・保存等を目的に建てられた「清明文庫」を改修・増築したもので、国登録有形文化財に指定されたネオゴシック様式等を基調とした外装と、アールデコ調の内装を間近で見られるのも興味深い。
海舟も愛でたであろう桜を眺めながら、歴史に思いを馳(は)せてはいかがだろうか。

勝海舟記念館の写真
勝海舟記念館の内部。左は旧清明文庫の外壁

[勝海舟記念館]電話 03-6425-7608 10時00分~18時00分(入館は17時30分まで)。毎月曜日(祝日の場合は翌日)休館。一般300円。東急池上線「洗足池」駅下車、徒歩6分。
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お問い合わせ
生活文化局広報課
電話 03-5388-3093

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