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2020年2月29日更新
目次
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令和2年度予算案の全体像
財政規模など
- 一般会計の予算規模は過去2番目
- 新規事業は過去最高の420件
| 区分 | 令和2年度 | 令和元年度 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 一般会計 | 7兆3,540億円 | 7兆4,610億円 | -1.4％ |
| 特別会計 | 6兆134億円 | 5兆5,505億円 | 8.3％ |
| 公営企業会計 | 2兆848億円 | 1兆9,480億円 | 7.0％ |
| 合計 | 15兆4,522億円 | 14兆9,594億円 | 3.3％ |
「『未来の東京』戦略ビジョン」の戦略の核となる3つの「C」
Children
未来を担う子供を育む
Chōju（長寿）
人生100年時代を元気に
Community
みんなが集い、暮らす
「人が輝く」東京を創り上げるための取り組みを進めていきます
予算のポイント
事業評価の推進
- 事業のチェックを行い1,266件の結果を公表し、その結果に基づき約1,030億円の財源を確保
- 確保した財源の活用などにより、420件の新規事業を構築
基金残高
- 東京2020大会の確実な成功に向けた取り組みなどを着実に進めるため、3つのシティ実現に向けた基金を取り崩し、残高は1兆7,981億円
都債残高
- 今後の膨大な財政需要を見据え、将来世代の負担を考慮して都債の発行額を抑制したことにより、都債残高は8年連続で減少
事業提案制度
| 提案 | 都民投票件数 | 選定 | 予算額 | |
|---|---|---|---|---|
| 都民による事業提案制度 | 242件 | 4,213票 | 都民投票を踏まえ、9事業を選定 | 1.5億円 |
| 大学研究者による事業提案制度 | 61件 | 7,020票 | 有識者等の審査と都民投票を踏まえ、6事業を選定 | 1.2億円（総事業費8.9億円） |
基金への積み立て（令和元年度最終補正予算）
- 令和元年度最終補正予算において、既存基金への積み立てを行うとともに、新たに3つの基金を創設し、1,100億円を積み立て
| 新たな基金の創設 | 積立額 |
|---|---|
| スマート東京推進基金（仮称） | 500億円 |
| ゼロエミッション東京推進基金（仮称） | 300億円 |
| 緑あふれる東京基金（仮称） | 300億円 |
| 既存基金への積立 | 積立額 |
|---|---|
| 社会資本等整備基金 | 1,800億円 |
| 防災街づくり基金 | 1,000億円 |
| 福祉先進都市実現基金 | 600億円 |
予算の使いみち
福祉と保健（少子高齢化対策 など） 1兆2,801億円
都民1人あたり：9.2万円
教育と文化（学校教育の充実 など） 1兆2,087億円
都民1人あたり：8.7万円
労働と経済（産業の活性化 など） 4,415億円
都民1人あたり：3.2万円
生活環境（ゼロエミッション※ など） 2,407億円
※CO2を排出しないこと
都民1人あたり：1.7万円
都市の整備（道路の整備 など） 8,684億円
都民1人あたり：6.2万円
警察と消防（警察活動･消防活動 など） 9,221億円
都民1人あたり：6.6万円
企画･総務 5,717億円
公債費（借入金の返済 など） 3,490億円
区市町村への交付金 など 1兆4,718億円
※図中の％は、各項目が一般歳出（公債費･区市町村への交付金などを除く5兆5,332億円）に占める割合です。