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平成29年(2017年)11月30日更新

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都心に広がる大自然
国立科学博物館附属 自然教育園(港区)

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紅葉の路傍植物園
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JR目黒駅東口から目黒通り沿いを約9分ほど歩くと、武蔵野本来の自然の姿を残した自然教育園がある。室町時代、豪族がこの地に館を構えたことに始まり、高松藩主松平頼重の下屋敷が置かれた後、大正時代には白金御料地となった。豊かな自然の残る歴史ある当園は、天然記念物および史跡に指定され、いたるところで四季折々の草花や昆虫などの生き物を身近に観察することができる。
園内の歩道には、コナラ・ケヤキなどの落葉樹、スダジイ・マツ類などの常緑樹が並び、「おろちの松」や「物語の松」と名の付いた樹齢300年以上のたくましい松も。池や湿地のある「水生植物園」や、草原や雑木林の残る「武蔵野植物園」では、ススキなどの植物やサザンカなどの樹木が息づく。また、毎年11月下旬〜12月上旬にかけては、紅葉の見ごろを迎え、園内の一部には色づいた風景が広がる。
おだやかで静かな空気の中、耳を澄ませば、草木の揺れる音や鳥たちのさえずりが聞こえる。深呼吸をしてみれば、自然の恵みを味わうことができ、その地にいれば都心であることをすっかり忘れてしまうほど。日常ではあまり見られない貴重な自然との出逢いが、あなたを待っているだろう。


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「ひょうたん池」の水面には木々が映る(29年11月1日撮影)

JR山手線・東急目黒線「目黒」駅下車、徒歩約9分。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅下車、徒歩約7分。9時00分〜16時30分(入園は16時00分まで)。5月1日〜8月31日は9時00分〜17時00分(入園は16時00分まで)。月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始休園。

国立科学博物館附属自然教育園 電話03-3441-7176 ホームページ(外部サイトへリンク)

 

お問い合わせ
生活文化局広報課 電話03-5388-3093

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