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平成28年(2016年)1月1日更新

WEB広報東京都[平成28年1月/東京のオアシス]

歴史と新しさの混じり合うまち 神楽坂界隈(新宿区)

写真JR飯田橋駅西口から早稲田通りを上る長い坂、神楽坂のケヤキ並木には、歴史のある老舗や和洋さまざまな飲食店、雑貨の店などが建ち並び、いつもにぎわいが絶えない。
方、一歩横道に入れば、石畳に黒板塀の続く横丁、三味線の音色が時折聞こえる横丁など、時間の流れが異なった空間が広がる。そして、その横丁や路地にも料亭やレストランがしっくりとたたずむ。

上付近の善国寺は、「神楽坂の毘沙門(びしゃもん)さま」として長年信仰を集め、正月は「新宿山ノ手七福神めぐり」の一つとして多くの人がお参りする。
楽坂周辺の高低差は20m以上あるといわれ、袖摺(そですり)坂、軽子坂などの趣きある名の坂が数多く、また、箪笥(たんす)町、払方町など、江戸の武家屋敷や寺院の街並みに由来する町名も残る。
治期になると住宅街や商店街として発展し、尾崎紅葉や泉鏡花などの文人が、このまちを舞台に活躍した。続く大正・昭和期は、花柳街として最も栄えていた。
そして現在は、新旧を織り交ぜた、魅力にあふれる街として、訪れる人を楽しませている。

JR・地下鉄「飯田橋」駅、東西線「神楽坂」駅、大江戸線「牛込神楽坂」駅下車

問い合わせ
活文化局広報課 電話03-5388-3093

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