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令和4年(2022年)9月30日更新

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※10月号は9月14日時点の情報に基づき作成しています。

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昭和レトロでノスタルジーに浸る
柴又周辺と葛飾柴又寅さん記念館(葛飾区)

写真1
葛飾柴又寅さん記念館(C)松竹株式会社
「くるまや」のセット。実際の椅子に座ったり物に触れることもできる

柴又駅のホームに降り立つと、そこは昭和を代表する映画「男はつらいよ」の世界。駅前広場の寅さんと妹・さくらの銅像を過ぎると、柴又帝釈天に向かう参道には団子屋や鰻屋などが軒を連ね、下町の情緒ある商いで賑う。
帝釈天題経寺(だいきょうじ)は彫刻の寺とも呼ばれ、葛飾柴又の重要文化的景観の核をなす。その先にある山本亭は、近代和風建築と純和風庭園が特徴。中でも母屋に残る防空壕は歴史遺産としての山本亭の価値を高めている。裏手には矢切の渡しで有名な江戸川。寅さん記念館はそのスーパー堤防を利用して造られた。
寅さん記念館は、寅年の今年で開館25年目を迎える。館内には映画で使用された「くるまや」のセットが大船撮影所から移設。お茶の間では、このセットで撮影した名場面を見ることができる。タコ社長の朝日印刷所や、鉄道好きの山田洋次監督が監修した昔の駅舎なども細密に再現され、古き良き昭和の暮らしや映画の魅力にはまること間違いなし。商店街のジオラマ模型や帝釈人車鉄道の客車も見どころの一つ。あちこちに散りばめられた「隠れ寅さん」を見つけるのも一興だ。
併設の山田洋次ミュージアムでは、山田監督が半世紀にわたり手掛けた作品を紹介。時代背景や監督の思いを感じることができる。監督の全作品の予告編も楽しめ、渥美清さんの国民栄誉賞の盾も展示されている。
10月29日(土曜日)・30日(日曜日)は、寅さんサミットが開催される。寅さんが劇中で旅した中の25の地域が参加し、各地が大切にしている原風景や文化芸能、特産品等が柴又で楽しめる。さらに、帝釈天参道では期間限定メニューの販売や福引イベントも開催される。

京成金町線「柴又」駅下車、徒歩約8分。
[寅さん記念館]電話 03-3657-34559時00分~17時00分。一般500円。ホームページ(外部サイトへリンク)
[山本亭]電話 03-3657-85779時00分~17時00分。一般100円。ホームページ(外部サイトへリンク)
いずれも第3火曜日(祝日の場合は翌日)・12月第3火曜日・水曜日・木曜日は休館。

写真2
葛飾区登録有形文化財の一つ、山本亭
こちらよりパソコン用壁紙をダウンロードできます。

文責:政策企画局広報広聴課

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