東京フォトニュース|2007年12月
若手芸術家が、都所有の施設に作品を描く「ストリートペインティング」。12月19日、その完成披露会が代々木公園に通じる歩道橋の橋脚前で行われた。今回のテーマは3人の若手芸術家が担当した「結び」。コンクリートの巨大な橋脚全面に描かれた3枚の絵を前に、説明やパフォーマンスを行い、自らの作品をアピールした。
写真・作品の前で音楽を聞きながらキャンバスの絵を描く作者の一人、ユキンコアキラさん
三鷹市にある「井の頭公園」は、12月初旬、紅葉の見ごろを迎えた。池を囲む約630本の真っ赤な紅葉。共演するかのように、まわりのミズキやケヤキも黄金色に色づき、まるで錦の彩り。ボートを漕ぐ人や散策路をめぐる人達の目を楽しませていた。
地球温暖化による海水面上昇で、水没の危機に直面している南太平洋の島国「ツバル」。そのアピサイ・イエレミア首相が12月6日、石原知事を表敬訪問した。首相は大分県で開かれた「第1回 アジア・太平洋水サミット」に出席のため訪日された。知事がツバルを視察した9月、公務不在のため面会できなかったことから、念願の知事との面会をこの機会に東京で叶えた。
日比谷公園に高さ42メートルに達する日本一のクリスマスツリーが登場した。「TOKYO FANTASIA 2007」の「光のアート」の一つ。56,100個もの発光ダイオードを使い、「緑の成長」をテーマに芽吹きから開花までを表現した。クリスマス直前の12月21日から1月1日早朝まで灯りをともし、しばし都心の夜を青きロマンの世界に包んだ。
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