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2025年9月1日更新
目次
地震が発生した際、家具の固定や転倒防止対策を行っていないと、ケガはもちろん避難の妨げや火災につながるリスクがあります。特に地震によるケガの約3割から5割は、家具類の転倒等によるものです。
この機会に改めて、ご自宅の部屋を確認してみましょう!
大きな家具や家電製品の転倒防止対策とともに、棚や引き出しからの飛び出しや割れると危ないガラスにも注意しましょう。
一番効果が高いのはL型金具など直接ネジで固定する方法。また、重いものを下に、軽いものを上に収納することが、転倒防止に役立つと同時に、落下物でのケガを防ぐことにもつながります。
ガラスの破片の飛び散りを防ぎ、ケガの二次被害を軽減します。
ガラスの両面に貼ることで飛散防止効果はより高くなります。
倒れた家具などでドアが開かなくなることがあるため、玄関や廊下等も含めて家具類を置く位置に注意しましょう。
食器棚などの扉が開いて中のものが飛び出すと非常に危険。観音開きの扉には扉開放防止器具や感震ラッチを設置。
家電製品の転倒防止対策は、取扱説明書を必ず確認。
基本的には粘着マットや壁などにベルトで固定。
さらに
「感震ブレーカー」で電気火災を予防
地震による火災の約6割は、電気が原因。
電気火災を防ぐために、震度5強相当の揺れを感知して電気を自動的に遮断する「感震ブレーカー」の設置が有効です。
安全な家具の置き方や対策器具の取り付け方等は東京消防庁のホームページをご覧ください。