ここから本文です。

令和5年(2023年)2月28日更新

新型コロナウイルス感染症の影響により、記事の内容等が変更になる場合があります。最新の内容等はホームページをご確認ください。
最新の情報を確認した上で、基本的な感染防止対策を徹底するなど、感染拡大防止に向けた行動にご協力をお願いします。

※3月号は2月14日時点の情報に基づき作成しています。

江戸情緒あふれる川沿いの遊歩道
新川千本桜(江戸川区)

写真1
写真提供:江戸川区
橋から、遊歩道から、和船から、さまざまな角度から桜を楽しめる

都営新宿線船堀駅を出て船堀街道を南へ約350メートル、新川沿いに桜並木が続く遊歩道が現れる。旧江戸川と中川間をつなぐ全長3キロメートルの両岸、端から端までを718本の桜が埋め尽くし、桜の新名所となっている。最も多い桜はソメイヨシノだが、エドヒガンやシダレザクラ、オオシマザクラやアマノガワなど約20種あり、開花時期がわずかに異なるため、4月下旬まで長く楽しませてくれる。ジュウガツザクラが咲く「新川西水門広場」は中川と交わる西の端にあり、新川千本桜の起点として、モニュメントとなる火の見やぐらが建っている。高さ15.5メートルから見下ろす桜並木は一見の価値あり。土曜日・日曜日・祝日に限り10時00分~15時00分の間、木造のらせん階段を登り、開放された窓から新川を望むことができる。桜の開花期は平日も入場可。
桜の遊歩道には木造の人道橋・広場橋が7カ所架かっていて、容易に対岸へと移動できる。どの橋も江戸情緒が漂っており、黒い「忍者橋」、桁に化粧張りを施した「小江戸橋」など、一般公募により命名されたという。これらの橋から西水門の方向を眺めると、その先に東京スカイツリーが望め、新川千本桜の映えスポットになっている。
川の中ほどにある桜橋のたもとから、手漕ぎの和船で桜を楽しむのも粋だ。イベント開催時だけの運航という特別感もうれしい。火の見やぐら方向へ往復30分揺られたら、下船して新川さくら館へ。江戸川区の名産品や飲み物を販売するお休み処のほか、珍しい広範囲の江戸の古地図や和船の模型も展示され、2カ月に1度寄席も行っている。当館を中心に26日(日曜日)は、4年ぶりとなる「新川千本桜まつり」を開催。館前の桜橋では大江戸玉すだれや、おしゃらく踊り、和太鼓などが披露される。登って乗船して眺めて見渡して、さまざまな趣向で江戸の桜を堪能してほしい。
「新川千本桜まつり」ホームページ(外部サイトへリンク)

都営新宿線「船堀」駅下車、徒歩5分。
[新川さくら館(和船・寄席の予約など)]電話 03-3804-0314。9時00分~21時30分。年末年始休館・臨時休館有。
ホームページ(外部サイトへリンク)

写真2
靴を脱いで階段を登る火の見やぐら
こちらよりパソコン用壁紙をダウンロードできます。

文責:政策企画局広報広聴課

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.