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令和5年(2023年)2月28日更新

新型コロナウイルス感染症の影響により、記事の内容等が変更になる場合があります。最新の内容等はホームページをご確認ください。
最新の情報を確認した上で、基本的な感染防止対策を徹底するなど、感染拡大防止に向けた行動にご協力をお願いします。

※3月号は2月14日時点の情報に基づき作成しています。

TOKYO強靭化プロジェクト

東京は、技術で強くなる

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神田川・環状七号線地下調節池

「100年先も安心」を目指して

東京は気候変動や首都直下地震などによる大規模な災害がいつ起きてもおかしくありません。先人たちの努力の結晶ともいえる安全・安心な都市を、さらにレベルアップして未来に引き継ぐ。こうした考えのもと、都では、災害から皆さんの暮らしを守るため、さまざまな災害を想定した施策に取り組んでいます。

激甚化する風水害から暮らしを守る

気候変動によって、風水害の激甚化や、海面水位の上昇が予測されています。今後の洪水や浸水被害など災害リスクの増加を見据え、風水害への備えをレベルアップします。

(1)調節池の整備

洪水の一部を貯留する調節池を整備し、河川の氾濫や浸水被害を軽減する

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(2)高台まちづくり

水害時の緊急避難先を確保するため高台を整備

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(3)防潮堤のかさ上げ

気候変動に伴う海面上昇に対応するため、段階的にかさ上げを実施

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無電柱化の加速

無電柱化により、災害時に電柱の倒壊による道路閉塞を防ぐとともに電線類の被害を軽減し、停電や通信障害を防ぎます。都内全域の無電柱化を推進しています。

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噴火が起きても都市活動を維持する

富士山噴火によって都心部にも降灰し、交通やライフラインに影響が出ると言われています。都市機能の停滞を長期化させないために、水道施設の降灰対策、除灰用の資機材の確保、道路機能回復に向けた除灰体制などを備えていきます。

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大地震でも倒れない、燃え広がらないまちをつくる

都心南部直下地震(震度7)などの大地震が、今後30年以内に70%の確率で発生すると予測されています。地震が発生しても、被害の拡大を防ぐとともに、緊急輸送網を確実に確保する体制を整えていきます。

(1)耐震化の推進

建築物はもちろん、橋梁・上下水道等インフラの耐震化を推進

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(2)燃えないまちの形成

建て替えによる不燃化の支援や、無電柱化、小型送水車の配備等の推進

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(3)緊急輸送網の拡充・強化

主要な防災拠点等を結ぶ緊急輸送道路網を補完・強化する道路等の整備を推進

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災害リスクを正しく理解し、備えるために

TOKYO強靭化プロジェクトでは、「風水害」「地震」「火山噴火」への備えに加えて、「電力・通信等の途絶への備え」「感染症にも強いまちづくり」を強化していきます。それぞれの災害のリスクと都の取り組みなどを分かりやすくまとめています。ぜひご覧ください。

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政策企画局プロジェクト推進課
電話︎ 03-5388-2088
ホームページ https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/kyoujinkaproject/

「東京都防災アプリ」で今すぐアクション!

「あそぶ」「まなぶ」「つかう」をコンセプトに、楽しみながら防災の基礎知識を得られるなど、災害時に役立つコンテンツを搭載。「東京マイ・タイムライン」で風水害からの避難行動を整理することもできます。ぜひご活用ください。

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総務局防災管理課
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