監査により利用者サービスの向上や補助金の過大交付などを改善

監査委員は、都の行財政が正しく無駄なく運営されているか監査し、問題点を指摘して各局に改善を求めています。今回は、未改善であった指摘事項等119件のうち、95件が改善済みとなりました。

主な改善事例

• 福祉保健局では社会福祉法人等に補助金を交付していますが、児童数の算定誤りなどにより、7団体で約295万円過大となっていました。
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  過大交付分の返還を受けました。併せて、説明会の参加対象施設を拡充するなど再発防止を図りました。
• 都民安全推進本部は、外国人旅行者などに向けて日本の交通ルール等を紹介する教育動画を9言語の字幕表示で作成しましたが、インターネット配信を行ったのは英語と中国語の2言語のみで、動画のタイトルも日本語表記のため外国人には検索しにくい状況でした。そこで配信言語の拡大と動画タイトルの見直しを求めました。
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  未配信だった7言語についてもインターネット配信を行うとともに、各動画のタイトルを英語表記にして英語での検索を可能にしました。
• だれでもトイレを公園に設ける場合、出入り口の前には150センチメートル×150センチメートル以上の水平面を設け、車椅子利用者が円滑に利用できる構造とすることが東京都福祉のまちづくり条例により定められていますが、港湾局による海上公園の設計は当条例に適合していませんでした。
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  設計内容の修正や工事の契約変更を行うことで基準に適合させました。

改善状況の詳細、その他の改善案件については、監査事務局ホームページの「監査指摘・改善措置等検索システム」からご覧いただけます。ぜひご利用ください。