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令和2年(2020年)10月30日更新

新型コロナウイルスの影響により、記事の内容等が変更となる場合があります。最新の情報はホームページをご確認ください。
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※11月号は10月19日時点の情報に基づき作成しています。

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新しい舞台芸術の在り方を提案する「東京芸術祭」

東京で最も劇場が多いといわれている池袋エリアで、現在「東京芸術祭」が開催中です。毎年秋に行われており、伝統芸能や国内外の一流アーティストによる演劇・ダンス、気軽に参加できる街中のアートプログラムなど誰でも楽しめる多彩な演目を上演しています。昨年は約2カ月でおよそ14万人が参加しました。今年は感染症の影響により芸術の在り方が問われる中で検討を重ね、さまざまな表現や鑑賞形態に挑戦。オンラインでのプログラムやデジタル技術を活かした作品を企画するなど、新しい形で芸術に出会うことができるような試みを行っています。
先月上演された演劇「ダークマスター VR」では、演出家が以前から仮想現実(VR)での演出ができないかと温めていた企画をこの機会に実現。出演者全員がVR映像の中に登場するという試みと劇場でしか味わえない仕掛けをミックスした、新しい作品が出来上がりました。公園やカフェでVRゴーグルとヘッドフォンを使って視聴する「ランデヴー・オオツカ サウス アンド ノース」では、あらかじめその場所で撮影されたダンス映像を見ながら、もうそこにはいないダンサーの動きを感じる不思議な臨場感が楽しめます。
これまでの経験や知識が通用しない中、海外にいる演出家と日本の会場をインターネットでつないでリハーサルを行い、時差と戦いながら作品を創作するなど、制作過程でも新しい試みを取り入れました。運営面では見える部分だけでなく、舞台セットや衣裳のチェンジもソーシャル・ディスタンスに配慮し、さまざまな方法を模索しながら徹底した感染症拡大防止に努めています。
アーティストやスタッフが今までにない挑戦をしながら日々「東京芸術祭」を盛り上げています。皆さんも新しい舞台芸術の魅力に触れてみませんか?

※「東京芸術祭」は11月29日(日曜)まで。各公演日程は【東京芸術祭2020公式】(外部サイトへリンク)で。

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お問い合わせ
生活文化局文化振興部
電話 03-5320-4232
ホームページ https://tokyotokyofestival.jp/(外部サイトへリンク)

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