東京フォトニュース|2006年10月
10月2日、都庁で平成18年度東京都名誉都民顕彰式及び東京都功労者表彰式が開催された。名誉都民の称号は、文化、学術、芸術などの功績をたたえ、都民の敬愛の対象とされる方々に贈られるもので、今年度は日本文学研究者でコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーンさん、陶芸家の辻清明さんと押し絵羽子板職人の西山鴻月さんに贈呈された。また、地域の発展などに尽くした方々を表彰する東京都功労者表彰では、250人15団体に表彰状が贈呈された。
写真・石原知事から表彰状を贈られるドナルド・キーンさん
10月4日、皇太子さまが中央区明石町の防災船着き場から水上バスに乗船し、東京港や隅田川沿いのウォーターフロントを視察された。皇太子さまは学生時代から水上交通の研究をライフワークにされており、1時間余りをかけて、お台場や大井コンテナふ頭、天王洲アイルなどを視察された。
「気持ち晴れやかに ここにしかない花もある」をテーマに、日比谷公園で10月20日から29日まで、「日比谷公園ガーデニングショー2006」が開催された。ガーデンコンテストをはじめ、庭園や公園に関するセミナーやコンサートなど盛り沢山のイベントに加え、今年は、新企画の「ガーデンコンテスト作品ガイドツアー」も行われ、訪れた人を楽しませていた。
10月27日から11月1日まで、本の街、神田神保町で恒例の「第47回神田古本まつり」が開かれた。今年は、古書店街の“あれこれ情報”満載のイラストマップが作られたり、靖国通り沿いの歩道に100個以上の書棚を並べた「青空掘り出し市」が新たに開催されるなど一段と趣向をこらしたまつりとなり、大勢の人でにぎわった。
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