東京フォトニュース|2006年9月
東京都が2016年夏季オリンピックの国内立候補都市に選出されたことを記念し、8月30日から9月13日までの夜間、都庁第1庁舎の壁面が4色の光でライトアップされた。日没から4時間程度、赤、青、黄、緑のフィルムをはった投光器と点さない投光器の黒で五輪をイメージ。使用する電力は、下水道局森ヶ崎水再生センターの汚泥消化ガス発電を利用し、電気代は1回で約3000円。
9月1日、東京都・足立区合同による総合防災訓練が実施された。今年は、首都直下型地震の対応に重点を置き、八都県市のメイン会場として、様々な訓練が行われ、外国からの支援隊としてソウル市消防局のレスキュー隊員も参加した。また、「帰宅困難者」に見立てた都職員約30人を、在日米軍のフリゲート艦「ゲイリー」で晴海埠頭から横須賀港まで輸送する訓練(写真)も盛り込まれた。
石原知事は9月13日、「敬老の日」を前に来年1月に100歳を迎える品川区在住の田鎖(たくさり)蔵子さん宅を訪れ、祝状と記念品の村山大島つむぎのはんてんを贈った。知事が長生きの秘訣(ひけつ)を尋ねると、田鎖さんは「朝の乾布摩擦と毎朝30分の散歩」と答え、また大きな声を出すのも健康の秘訣と、月に一度練習に通っている趣味の詩吟を披露した。
墨田区の向島百花園で9月17日から10月1日まで「萩まつり」が開催された。この園の名物、全長30メートルの「萩のトンネル」では、立ち止まって見る人、写真を撮る人と赤紫やピンク色の可憐な花の楽しみ方は人様々。期間中、秋の草花が咲く園内では、茶会や琴の演奏なども行われ、訪れた人はそれぞれの秋を満喫した。お問い合わせは、向島百花園 電話03-3611-8705。
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