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令和元年(2019年)5月31日更新

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科学と自然の魅力を満喫
国立天文台、星と森と絵本の家(三鷹市)

木製ドームの写真
大赤道儀室(天文台歴史館) 2階の木製ドーム
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三鷹市西部に位置する国立天文台は、前身である東京天文台の設立から100年以上を数える研究機関である。豊かな自然に囲まれた敷地内には、研究棟のほか、大正時代以降のさまざまな建造物が並ぶ。
中でも、現在天文台歴史館として公開されている大赤道儀室は、高さ19.5メートルもの大型ドームという特徴的な建物。造船技師の協力を得て造られた2階の木製ドームでは、中央にそびえる口径65センチメートルの屈折望遠鏡が、見上げる者を圧倒する。一方、かつて観測床を上下動させるための機構が備えられていた1階は現在、歴史的な観測装置や貴重書の展示スペースとなっている。見学コース内の建造物の多くが国の有形文化財に登録されており、先人たちの宇宙に対する探究心に触れることができる。
また敷地内には、三鷹市が運営する「星と森と絵本の家」も併設されている。国立天文台の旧官舎を活用した古民家風の建物内で、絵本や天文への興味を広げる体験型展示が楽しめるほか、広々とした庭では竹馬等の昔遊びも体験でき、休日には多くの子供たちでにぎわう。
生い茂る武蔵野の緑に囲まれた文明の手触りが、訪れる者に知的な喜びを与えてくれることだろう。

読書室の写真
「星と森と絵本の家」の読書室

JR中央線「武蔵境」「三鷹」「武蔵小金井」駅・京王線「調布」駅からバス「天文台前」下車。

[国立天文台] 電話 0422-34-3688。10時00分~17時00分(入場は16時30分まで)。年末年始休業。ホームページ https://www.nao.ac.jp/(外部サイトへリンク)

[三鷹市 星と森と絵本の家] 電話 0422-39-3401。10時00分~17時00分。(火曜日)・年末年始休館。メンテナンス休館(7月1日~6日ほか)有。ホームページ http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/(外部サイトへリンク)

お問い合わせ
生活文化局広報課 電話 03-5388-3093

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