東京フォトニュース|2011年10月
都営交通の創業100周年を記念し、都電荒川線を花電車が運行された。「花電車」の運行は、前回の「荒川線新装記念」以来、33年ぶりとなる。沿道には鉄道ファンのほか、多くの都民が集まり「花電車」を楽しんでいた。車両デザインは「都営交通100周年」を祝うバースデーケーキをイメージしたもの。
写真:飛鳥山交差点を走行する花電車 2011年10月1日撮影
本年6月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会により、小笠原諸島が世界自然遺産へ登録された。都は、小笠原諸島父島において「小笠原諸島世界自然遺産登録記念式典」を開催した。式典では「世界自然遺産登録認定証」が披露され、会場全体で世界自然遺産への登録を祝っていた。
写真:「世界自然遺産登録認定証」を掲げる石原知事と森下小笠原村長 2011年10月14日撮影
29日、東京都・小平市・西東京市・武蔵野市・小金井市による合同総合防災訓練がおこなわれた。今年は「東日本大震災」を踏まえ、例年の訓練内容のほか、訓練参加者に事前に内容を伝えない「ブラインド訓練」等がおこなわれた。また、東京湾臨海部における津波対策を目的として、「陸こう」と呼ばれる可動式防潮堤を閉鎖し、住民を避難誘導する訓練が新たに実施された。
写真:閉鎖される「陸こう」 2011年10月29日撮影
「べったら市」は江戸中期、現在の中央区日本橋本町の宝田恵比寿神社の門前で、恵比寿講に供える魚や野菜を売るようになったのがその起源。大根を甘酒の麹に漬け込んだべったら漬けもその商品の一つ、表面がベトベトしていることからこの名がついた。今年も10月19、20日の両日開かれ、たくさんの露店が軒を連ね賑わいをみせた。
写真:景気のいい掛け声と共に試食用のべったら漬けを道行く人に勧める売り子。2011年10月19日撮影
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