東京フォトニュース|2011年6月
6月15日、夕張市と東京都の連携の一環として、都庁第一庁舎2階の全国観光PRコーナーにおいて、夕張市出展のオープニングセレモニーがおこなわれた。鈴木夕張市長の挨拶、夕張太鼓保存会による夕張太鼓の演奏に続き、特産品やキャラクターグッズなどが販売された。
写真:特産品の夕張メロン販売を手伝う鈴木夕張市長、猪瀬副知事と研修生。2011年6月15日撮影
東京都は、空間放射線量の測定を拡充し、都内全域(100箇所程度)で実施することとした。最初の計測場所となった豊島区の日之出町公園では、多くの報道陣が見守る中で、都職員が地表面から5センチメートル及び1メートル地点の放射線量を測定した。
写真:測定作業をおこなう都職員と報道陣。2011年6月15日撮影
JR東日本の清野社長は6月20日都庁に石原知事を訪ね、3月11日に起きた東日本大震災の際、「シャッターを閉め構内から乗客を閉め出した事とその後の不手際に対し、配慮が足りず申し訳なかった。」と謝罪した。これに対し知事は終始厳しい表情を崩さず、「都民や乗客にもっと早くおわびすべきじゃないか」と応じた。
写真:JR東日本社長が石原知事に謝罪。2011年6月20日撮影
6月29日、隅田川の両国橋西詰で隅田川流域舟運観光連絡会の有志によって「両国の川開き」が復活した。八代将軍、徳川吉宗が飢饉と疫病による死者の霊を弔うために、「水神祭」を行ったのが始まりとされる。水神祭りの後に打ち上げられた花火が、江戸時代の夏の風物詩として親しまれ、現代の隅田川花火大会の発祥であるといわれる。
写真:神田明神の神職による安全祈願。2011年6月29日撮影
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