東京フォトニュース|2011年8月
猛暑の中、江戸川区南篠崎の篠原風鈴は最盛期を迎えていた。この日、8月12日は気温30度。名誉都民の篠原儀治さんと息子の裕さんが立つ、コークスが燃えさかる坩堝(るつぼ)が入った窯の前は優に50度を超える。その坩堝の中からガラス棹でオレンジ色の飴のようにドロドロに溶けたガラスを巻き取り、息を吹き込む。作業と言うより正に苦行。こうして一日500個の風鈴を吹きあげる。
写真:2011年8月12日撮影
終戦記念日の8月15日、文京シビックホールにおいて東京都戦没者追悼式が行われた。66回目となった今回も、都内の遺族ら約1,000人が参列し、正午の時報に合わせて黙とうを捧げ、都内で犠牲になった多くの方々の冥福を祈った。
写真:式辞を述べる石原知事 2011年8月15日撮影
8月17日、都民広場で「東京都栄誉賞・都民スポーツ大賞」の表彰式が行われた。サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の澤 穂希、岩清水 梓、丸山 桂里奈、岩渕 真奈選手の4名が表彰された。2300人が見守る中、石原知事から表彰状と目録が授与され、澤選手が「ロンドンオリンピックでも金メダルを取る」と決意を語った。
写真:ゴールドシャワーに祝福されて 2011年8月17日撮影
8月25日、第93回全国高等学校野球選手権大会で10年ぶり2度目の優勝を果たした、西東京代表の日本大学第三高等学校の選手が都庁を訪れ、優勝の報告をした。「都民の皆さんの声援が大きな力となった」と感謝の気持ちを述べた。佐藤副知事から優勝記念品として、鈴木副主将に石原知事のサインが入ったバットを贈呈した。
写真:「No.1!」と優勝を喜ぶ日大三高の選手たち 8月25日撮影
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