東京フォトニュース|2009年12月
ついに「東京スカイツリー」の高さが平成21年末、200メートルを超えた。東京スカイツリーは五重塔の「心柱制振」など日本古来の技を最新技術で再現し、完成すると634メートルの高さになる。平成24(2012)年春、地上デジタル放送用の電波塔として開業予定で、東京の新たな観光スポットとしても期待される。
「世田谷のボロ市」が12月15、16日に開催された。15日は天候にも恵まれ、会場は掘り出し物などを目当てに買い物をする多くの人であふれていた。ボロ市の始まりは戦国時代に開かれた楽市にさかのぼる。現在は毎年12月15、16日と1月15、16日に開催され、東京都指定無形民俗文化財に指定されている。
東京都がJR東日本と進めているJR中央線連続立体交差事業において、三鷹駅から国分寺駅間の上り線を高架に切り換える工事が、12月5日から6日にかけて行なわれた。この区間の13箇所の踏切が全てなくなり、長年「開かずの踏切」と言われた踏切による交通渋滞が解消される。
写真:武蔵小金井・本町踏切付近
お台場海浜公園で「お台場ウォーターイルミネーション」が開催された。大型ポンプで吸い込んだ海水を特殊ノズルで噴出して造りだす、高さ15メートル×幅40メートルのウォータースクリーンに、幻想的かつ立体的な映像が音楽とともに15分間映し出された。ライトアップされたレインボーブリッジを背景に、都会の夜を演出していた。
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