東京フォトニュース|2009年10月
10月19日、石原知事は、ダム建設計画から57年間が経過する群馬県の八ツ場ダム建設予定地を、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉県の5知事らとともに視察した。地元住民代表との意見交換の後、「八ツ場ダム建設事業に関する1都5県知事共同声明」を発表し、前原国土交通相に対して建設中止を白紙撤回するよう求めた。
写真:建設中の八ツ場ダムを視察する石原知事ら
10月27日、前橋市で開催された関東地方知事会議に前原国土交通相が出席し、八ツ場ダムの建設について、石原知事をはじめ、建設事業費を負担する1都5県の知事らと意見交換した。前原国土交通相の「八ツ場ダムについては、マニフェストは堅持しつつ、治水・利水の方法について再検証し、代替案を提案していく。」との説明に対し、各県の知事から意見・要望が表明された。
写真:前原国土交通相に八ツ場ダムについて意見を述べる石原知事
都人事委員会は10月9日、民間給与額との格差是正のため、都職員の給与を平均0.35%引き下げるように石原知事と田中良都議会議長に勧告した。また、賞与の支給月数も一律0.35月分の引き下げとなり、全体で年間給与額は平均17万6000円の減額となった。これは勧告を始めた1951年以降最大の下げ幅になる。
写真:(左)内田人事委員会委員長から勧告を受ける石原知事
2020年夏季五輪の招致を検討している広島市の秋葉忠利市長と長崎市の田上富久市長の二人が、10月27日、都庁に猪瀬直樹副知事を訪ねた。会談の中で猪瀬副知事は、都の招致活動の経験を踏まえ、国民的な盛り上がりの必要性を両市長に助言した。
写真:オリンピック資料を手に説明する、右から猪瀬副知事とその隣、秋葉市長と田上市長
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