東京フォトニュース|2009年6月
2016年夏季五輪開催都市決定100日前の6月24日、招致委員会により、東京国際フォーラムガラス棟一階に、10月2日決定までの残り日数を刻むカウントダウン時計が設置された。除幕式には、北京五輪女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手、女子重量挙げ6位の三宅宏実選手やJOC関係者らが出席、招致ムードを盛り上げた。
東京都は、循環型社会を実現し、地球温暖化防止に貢献するため、現在その約半分を埋立処分に依存している廃プラスチック類のリサイクルを推進し、平成22年度末までに「埋立ゼロ」を目指している。6月26日、これに協力して頂ける産業廃棄物処理業者の方々と、東京都庁において「廃プラスチック類の埋立ゼロに関する協定」を締結した。
今年は「人間失格」や「斜陽」の作品などで知られる作家・太宰治の生誕100年にあたる。6月19日には三鷹市の禅林寺で恒例の「桜桃忌」が営まれ、多くの熱心なファンが訪れて太宰治を偲んだという。墓前には太宰の似顔絵やユリの花などが供えられていた。
6月5日付で、谷川健次氏、山口一久氏が副知事を退任し、新たに佐藤広産業労働局長が副知事に就任した。佐藤副知事は「今までにない新しい発想を出して、スピード感をもって難局を乗り切っていきたい。」と意気込みを語った。これにより菅原副知事、佐藤副知事、猪瀬副知事の三副知事体制がスタートして初めての庁議が9日開催された。
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