平成31年度予算案

平成31年度予算案の主な事業
_{括弧内は30年度予算額を表します}

日本の成長をけん引し世界の中で輝き続ける都市「スマート シティ」の実現

国際金融・経済都市の実現　3,260億円（3,408億円）
激化する国際競争を勝ち抜く「稼ぐ力」を高め、持続的成長を創出!

国際金融都市の実現・外国企業誘致の加速化　27億円

〈新規〉金融プロモーション組織の設立

官民が一体となって情報発信や海外金融系企業の誘致を行っていくための業界横断的な組織の設立に向けた準備等を実施

起業・創業の促進　76億円

〈新規〉小中学校向け起業家教育推進事業

子供達にとって起業を身近な存在にするため、小中学校における起業家教育の実施に向け相談体制を整備し、必要な支援等を実施

イノベーションの創出・生産性の向上　158億円

〈拡充〉革新的事業展開設備投資支援事業

中小企業が競争力の強化や成長産業分野への参入などを目指す際の、設備等導入に必要な経費の一部を支援

〈拡充〉創薬系オープンイノベーション支援事業

創薬系ベンチャーの起業や資金調達などへの助言やマッチング、研究を行う都内のウェットラボ^【注3】への入居費用補助などを実施
【注3】創薬・医療系の研究に必須の水を使う研究室

※商店街の活性化支援や農林水産業の振興などにも取り組んでいきます!

世界に開かれた国際・観光都市の実現等　2,439億円（2,376億円）
さまざまな切り口から東京の魅力を高める取り組みを推進!

外国人旅行者等の誘致　175億円

〈拡充〉国際会議の誘致・開催支援助成

MICE誘致を巡る国際競争に勝ち抜くため、国際会議誘致・開催資金助成の上限を見直し

多彩な観光資源の開発・発信　135億円

〈新規〉ナイトライフ観光振興助成金

ナイトライフイベント等を実施する区市町村、観光協会等、民間事業者などに対する補助を実施

交流・物流ネットワークの形成　2,075億円

〈新規〉スムーズビズの推進

快適な通勤環境や企業の生産性向上等のため、新しいワークスタイルや企業活動の東京モデルを「スムーズビズ」とし、交通混雑緩和のための取り組み（TDM:交通需要マネジメント）とテレワークや時差Bizなどの取り組みを一体的に推進

※外国人旅行者等の受入環境の充実にも取り組んでいきます!

ゼロエミッション東京の実現　259億円（93億円）
ゼロエミッション東京の実現に向け、取り組みを抜本的に強化!

家庭における省エネルギー対策の推進　71億円

〈新規〉家庭のゼロエミッション行動推進事業

家庭の省エネ行動を促すため、省エネ性能の高い家電等への買い替えに対し、東京ゼロエミポイントを付与

〈新規〉東京ゼロエミ住宅導入促進事業

省エネ性能の高い住宅を普及させるため、都が定める水準を満たす新築住宅に対し補助を実施

ゼロエミッション・ビークル（ZEV）の普及促進　61億円

〈拡充〉次世代自動車（EV・PHV）等の普及促進

中小企業に限定していた購入費補助の対象を個人・大企業にも拡大し、補助額も大幅に引き上げることで、電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド自動車（PHV）のライフサイクルコストをガソリン車並みに抑制

再生可能エネルギーの導入拡大　20億円

〈新規〉住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業

事業者に補助することで、家庭の太陽光発電導入が初期費用ゼロになり、電気代の3割程度削減とともに、非常用電源の確保にも寄与

※事業所等における省エネルギー対策や照明のLED化推進などにも取り組んでいきます!

快適で豊かな都市環境の形成　598億円（633億円）
暑さ対策を講じるとともに、誰もが快適に暮らせる都市環境を創出!

使い捨てプラスチック対策　2億円

〈新規〉プラスチック代替素材を活用した開発・普及プロジェクト

再生可能な原材料を使用した脱プラスチック製品の研究開発を通じ、環境に優しい製品の量産化・事業化を支援

豊かな自然の創出・保全等　377億円

〈新規〉ラムサール条約登録湿地PRにかかる他自治体との連携

ラムサール条約湿地に登録された葛西海浜公園のPRを強化するため、他の登録湿地を擁する自治体と連携して干潟の魅力や重要性を広く発信

暑さ対策　214億円

〈拡充〉公立学校における屋内体育施設の空調設置

児童・生徒の安全な教育環境や、災害時における避難施設等としての環境を確保するため、屋内体育施設の空調について、公立小中学校の導入支援と都立学校の設置を促進

〈新規〉オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた暑さ対策事業

厳しい暑さから都民や観客、観光客などの健康と安全を守るため、2019年度夏のテストイベントで対策の試行・検証を実施

※大気環境対策や持続可能な資源利用などの促進にも取り組んでいきます!