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平成28年(2016年)10月31日更新

東京のオアシス

昔と今の息づくまち
日暮らしの里(荒川区)

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個性的な店が並ぶ日暮里繊維街

JR日暮里駅の東口を少し歩いたところにある日暮里繊維街は、日暮里中央通りの両側約1Kmに渡り生地織物関連の店が80店舗余り立ち並ぶ布の街。布はもちろん、皮やボタン、リボンなど服飾に関連する商品が所狭しと並べられ、色、柄、形もさまざま。年配の人から若い人、外国の人も集まっては、熱心に品定めをしている。既製品の洋服や雑貨店もあり、お店をのぞくだけでも楽しい。
しばし散策の後、駅に戻り、今度は北口へ。在来線や新幹線が途切れることなく走り抜ける下御隠殿橋(しもごいんでんばし)を渡り、御殿坂を上ると、「夕やけだんだん」と呼ばれる美しい夕焼けを眺めることができる階段にあたる。その先には、どこか懐かしい雰囲気漂う谷中銀座商店街が続く。

右手に曲がり、江戸からの由緒あるお寺が立ち並ぶ諏訪台通りを進む。最近まで富士山が望めたという富士見坂を過ぎ、日暮里・谷中の総鎮守である諏方神社へ。境内の東には眺望のきく地蔵坂があり、このあたりは江戸のころ、一面に田園地帯が広がり、はるかに筑波山が見え、庶民が日が暮れるの忘れて、絶景を楽しんだといわれる。
景勝地として親しまれた「日暮らしの里」は、今も景色を変えながら、人々を和ませ楽しませてくれる。

◎JR線・京成本線・都営線「日暮里」駅下車

問い合わせ
生活文化局広報課 電話03-5388-3093

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地蔵坂から諏方神社を望む
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