東京フォトニュース|2010年11月
10月30日~11月3日、中央区晴海で「第10回 晴海インフィオラータ2010」が開催された。10万本のバラの花びらで近隣の住民が花の絵画を作り、19枚の花の絵画が約160メートルにわたる運河沿いに飾られた。開催期間中は、夜間のライトアップも行なわれ、花の絨毯が鮮やかに輝いた。
写真:「花びらの絨毯」 11月2日撮影
アジア大都市ネットワーク21の第9回総会がアジアの主要11都市が参加して、11月7日から10日まで都庁で開催された。9日には産業や環境の連携強化を盛り込んだ「東京宣言」に署名し、採択された。今回ロシアのトムスクもオブザーバーで初参加をした。期間中、長谷川章氏による「デジタル掛け軸」で都庁第一本庁舎をライトアップし、ムードを盛り上げた。
再拡張工事が進められてきた羽田空港に、4本目のD滑走路が完成、10月21日から新国際線ターミナルと共に供用が開始された。多摩川河口に新しく出来た滑走路は、自然環境にも配慮して川の流れを変えないよう、一部桟橋式になっている。10月31日からは国際線定期便も就航、発着能力は年間約30万回から約40万回に拡大、本格的なハブ空港として新たなスタートを切った。
写真:多摩川河口に出来たD滑走路から離陸する旅客機
若者の活字離れや言語力の低下を防ごうと東京都などが主催する「すてきな言葉と出会う祭典」が11月3日、有楽町の東京国際フォーラムで開催された。会場には新聞社や出版、印刷業界のブースも設けられ、電子書籍の体験コーナーには若者や親子連れが目立った。また「言葉の力」の再生をテーマに、猪瀬副知事や現代美術家の村上隆氏らによるパネルデスカッションも開かれ、約5千人の来場者で賑わった。
写真:猪瀬副知事(舞台左はじ)が司会、村上隆氏らによるパネルデスカッション
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