東京フォトニュース|2010年6月
東京都は、踏切での交通渋滞の解消や、鉄道により分断されている街の一体化などを図るため、道路整備の一環として、連続立体交差事業を進めている。5月16日には、京浜急行本線・空港線(京急蒲田駅付近)の上り線、約6キロメートルが高架化された。この工事により、第一京浜など23箇所の踏切において、遮断時間が約4割減少することが見込まれる。
写真:京浜急行線京急蒲田駅付近 6月1日撮影
都電荒川線と阪堺電車は平成20年から共同で旅客誘致活動を行っているが、それぞれの沿線の活性化を目的に、両路線の車両各1両を互いのカラーに塗り替え、「PR相互乗り入れ」として6月6日から運行している。カラー交換は初の試みで、都電荒川線には阪堺電車の昭和40年代のカラーの電車が、阪堺電車には都電荒川線の昭和20年代~50年代のカラーの電車が走る。都電荒川線での運行期間は平成23年3月頃まで。
写真:庚申塚付近の踏切にて・阪堺電車カラー車両(右) 6月17日撮影)
梅雨入りして間もない6月中旬のある日。雨の合間に訪ねた、ここ北区立飛鳥山公園の東側、JR線路沿いにある350メートルの「飛鳥の小径(こみち)」では、アジサイ、タマアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど約10種類、1300株の紫陽花が咲き誇っていた。王子駅のホームから見える景観もすばらしい。
写真:飛鳥山公園 6月16日撮影
温室効果ガス排出権の国際市場創設を目指すICAP(国際炭素行動パートナーシップ)の東京会議が、6月15日、新宿区内のホテルで開かれ、東京を含む13の国と地域から約400名の関係者が出席した。主催者代表として石原知事は、「地球環境悪化防止のために残された時間は少ない。今すべき努力をしなければ自分たちの子孫に対して申し訳ない」と挨拶した。
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