東京フォトニュース|2008年11月
多摩センターのパルテノン大通り沿いの58本のクスノキなどが、約40万個のイルミネーションによってライトアップされた。「光の水族館」、「サンタの森」や「おとぎの国」といった宝石をちりばめたような心躍る空間も広がっている。8回目を迎えた今年は、消費電力の少ない発光ダイオードを用い、環境に配慮したエコなイルミネーションが訪れる人を温かく迎え入れる。
写真:光の水族館
11月7日、東京ビッグサイトにおいて、警視庁、東京消防庁、自衛隊などの約1000人が参加し、放射能をまき散らす爆弾テロを想定した実動訓練が全国で初めて実施された。東京消防庁の救助用無人ロボットや自衛隊の化学防護車も登場し、放射能除去や負傷者を怪我の程度に応じて分類するトリアージなどの訓練を行なった。
写真:放射能爆弾による負傷者(人形)を救出するロボット
11月17日、都庁で「新型インフルエンザ対策シンポジウム」が開催された。新型インフルエンザは鳥や動物のインフルエンザウイルスが人から人へ容易に感染できるように変異して発生すると考えられ、人類のほとんどが免疫を持っていないため世界的大流行が危惧されている。この日は石原知事の挨拶の後、WHO西太平洋地域事務局長の尾身茂氏をはじめ三人の研究者による基調講演とパネルデイスカッションが行なわれ、今後の注意と対策が議論された。
写真:講演者によるスライドを使っての事例説明
東京オリンピック・パラリンピック招致委員会は、11月26日、タレントの間寛平氏を招致大使に任命した。マラソン走者としても活躍中の間さんは12月から世界一周に挑戦し、来年10月、2016年開催都市を決定するIOC総会開催地のデンマーク・コペンハーゲンに到着し、東京五輪招致PRをする予定。「総会の2?3日前にはなんとかして到着したい」と抱負を述べた。
写真:ロゴ入りキャップを片手にテレ気味に谷川副知事と握手する間氏
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