東京フォトニュース|2008年7月
7月31日、石原都知事、神奈川県知事、横浜市長、川崎市長の4首長が、4本目のD滑走路工事現場に桟橋から船で渡り、視察した。本格工事に着手して以来1年4ヶ月、平成22年秋の供用開始を目指して、24時間体制で順調に進んでいる。約2500メートルのD滑走路の供用により、国際定期便の増発が期待される。視察後、石原知事は「これだけの人口があって経済的可能性が集積している首都圏に、(国際)飛行場が成田にしかないのはおかしい。空からのアクセスは国家の繁栄のために不可欠。完成を熱願している。」と語った。
写真:視察を終えて、船から降り立った4都県市首長。後方に見えるのがD滑走路
米国から返還されて今年で40年目。7月4日、小笠原の父島で「返還40周年記念式典」が行われた。式典には石原知事も出席、来賓として挨拶した。また、真夏の太陽のもとメインストリートでは、森下村長と小学校の生徒を先頭に自衛隊音楽隊も参加して、島民による南国ムードたっぷりのパレードが行われ、雰囲気を盛り上げた。
7月15日から6日間、都庁の全国観光PRコーナーで北海道夕張市の観光物産展が開催された。財政破綻した同市応援のために都は職員二人を派遣しているが、この日は二人とも藤倉市長と共に上京、売り場に立った。また、猪瀬副知事も、メロン片手に「メロンを味わうところから夕張の良さを知ってほしい」と呼びかけ売り上げに一役買った。
写真・向かって右から猪瀬副知事、その隣り藤倉市長と百澤、鈴木の派遣職員
アジアで三回目になる北京五輪日本代表選手団の結団式が、7月28日、皇太子殿下ご臨席の下、芝公園近くのホテルで開催された。引き続き行なわれた壮行会で、知事は選手団に対し「一つでも多くのメダルを取ることで東京招致の声も高まる、膨大な国費を使って行くのだから、死ぬ気で戦ってきてほしい」と檄を飛ばした。
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