東京フォトニュース|2008年3月
3月16日、石原知事は、気候変動等を議題とした20カ国閣僚級対話(G20)へ出席のため来日したブレア前英国首相と会談を行った。地球温暖化対策について意見交換をし、ブレア前首相は、「東京都の計画は世界的に興味深いもので、これを日本全国に展開していくのが重要な課題である」と、都の取り組みを高く評価。会談後、二人は「地球温暖化防止シンポジウム」に出席した。
3月30日に新交通システム「日暮里・舎人ライナー」が運行されるのに伴い29日、日暮里駅などで開業式典が行われた。テープカットの後、石原知事や地元関係者が試乗。ライナーは都の計画路線となってから、開業まで22年を要した。5両編成の車両はタイヤ式による高架軌道上の自動運転。日暮里(荒川区)から見沼代親水公園(足立区)までの9.7キロの区間を13駅、約20分で結び、この地域の活性化に期待がかかる。(舎人公園のバルーンフェスティバルにて。)
江東区青海に、警視庁の「東京湾岸警察署」が、3月31日オープンした。地上9階、地下1階建てで、外壁には「ピーポくん」のキャラクターと「Tokyo Wangan」の文字も登場。臨海地区のお台場や有明、夢の島を管轄する。開署式には、石原知事、矢代警視総監など関係者230名が出席。TVドラマに登場した「湾岸署」が現実となり、ドラマで活躍した俳優・織田裕二さんからの祝電も披露された。テープカットの後、警察署員が行進し、白バイ、パトカーなどの車列がパレードを行った。 写真・新宿の都庁舎前をスタートするランナー達。
上野公園では、1200本の桜も満開となり、春本番。3月29日は、花見日和にめぐまれて、1日中にぎわった。東京の桜(ソメイヨシノ)は22日に、全国で最も早く開花した。家族連れや外国人観光客は桜の花を撮影し、木の下では宴会を開き、多くの人が本格的な春の到来を満喫していた。
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