東京フォトニュース|2016年12月
12月2日、練馬大根の収穫がピークを迎えた。収穫した大根はたくわん用に干していく。撮影した大根は練馬大長大根という品種。干し上げたときに歩留まりが良いことや、出来上がった、たくわんの色や形、歯切れの良さなど、ほかのどんな漬物用大根よりも品質に優れているという。干し上げた約2,500本の大根を見ながら生産者の渡戸さんは「今年もおいしくできそうだ」と笑顔を見せた。
写真:2016年12月2日撮影 (u)
12月3日、国営昭和記念公園で開催のイルミネーションイベント「Winter Vista Illumination 2016」にて、「東京手仕事」プロジェクトで開発した普及促進支援対象商品の展示が行われた。「東京手仕事」プロジェクトとは東京都及び東京都中小企業振興公社で、現代の消費者が求める伝統工芸品の新商品を創り出すとともに、国内外に新たな市場を切り開くことを目指し、平成29年度から、伝統工芸品の新しい商品開発や、国内外に向けた普及を促進する取組だ。来園者はイルミネーションで輝く伝統工芸品に見入っていた。
写真:2016年12月3日撮影 (i)
新国立競技場整備事業について、11月29日に建築確認が下り、着工が可能となったことを受けて、12月11日、起工式が開催され、小池知事が出席した。新国立競技場は、周囲の環境に溶け込むよう、高さを出来るだけ低く抑え、外周には庇が設けられるほか、市民のための展望スペースとして最上階に散歩道が設けられる予定。また、全ての人が安心して観戦できるユニバーサルな環境を整える。平成31年11月完成予定。
写真:2016年12月11日撮影 (i)
12月6日、王子神社で毎年恒例の熊手市が開催された。都内では年内最後に行われる市であり、例年大勢の人が訪れる。「福をかきこむ」縁起物である熊手が並ぶ境内は、商売繁盛、家内安全を願って熊手を買い求める多くの客で賑わう。熊手が売れた時に行われる手締めの音が賑やかに響き渡っていた。
写真:2016年12月6日撮影 (u)
バックナンバーを見る