東京フォトニュース|2016年6月
6月9日、井の頭自然文化園ではゾウのはな子の死を悼む人が後を絶たなかった。飼育されていた国内最高齢のゾウのはな子(推定六十九歳)は5月26日に死に、翌27日から園内のゾウ舎前に献花台と記帳台が設けられた。はな子を愛した人々は花やリンゴ、バナナなどをお供えし、手をあわせた。
写真:2016年6月9日撮影 (u)
6月17日、東京消防庁は新たに救急機動部隊を創設し、JR東京駅において発隊式を実施した。現在、都内では救急需要の増加に伴い、救急車の到着時間が延伸傾向にある。その対策として創設した救急機動部隊は、日中は東京駅に待機することで、東京駅エリアの救急要請に迅速に対応し、東京駅からの要請が少なくなる夜間は、新宿エリアの救急事案に対応する。
写真:2016年6月17日撮影 (h)
6月28日、石神井公園の三宝寺の睡蓮が見ごろをむかえた。睡蓮は三宝寺池の一部を覆うように広がっており、池のほとりにめぐらされた木道から鑑賞できる。また、この池では国の天然記念物に指定されている浮島の沼沢植物群落など四季折々の自然を満喫できる。
写真:2016年6月28日撮影 (u)
6月30日まで東京都庁南展望室で「アール・ブリュット美術展」が開催されていた。アール・ブリュットとは美術教育を受けていない人などが、既存の表現法にとらわれず自由に制作した作品のことをいう。東京都ではアール・ブリュットの普及啓発に取り組んでいる。
写真: 2016年6月30日撮影 (u)
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