東京フォトニュース|2012年6月
都立霊園では初の「樹林墓地」が小平霊園に完成し、7月1日から500体分の受付が始まる。「樹林墓地」とは墓標が墓石ではなくコブシやヤマボウシなどの樹木。27ヵ所の地中に埋め込まれた「カロート」と呼ばれる容器に、遺骨と粉状遺骨の2種類が納められる。遺骨は分解されやすい袋に入れられ、直接土に触れるため、30年ほどで自然にかえる。
写真:小平霊園の「樹林墓地」 6月18日撮影
九段下駅で都営地下鉄と東京メトロの乗り継ぎの利便性をはかるため、ホームを分断する壁の撤去作業が進められている。平成25年3月までに90mほどの壁が撤去されると、両線の乗換えが自由にできるようになり、所要時間も改札を通る場合の約5分から5秒で済む。
写真:壁の一部が撤去されホームがつながった地下鉄九段下駅 6月21日撮影
東村山北山公園で菖蒲まつりが開催された。170種10万本のハナショウブが咲き乱れ、公園を彩った。撮影当日は、台風の接近に伴い時折強い雨が降っているなか、多くの人がハナショウブを楽しんでいた。
写真:東村山市北山公園 6月19日撮影
神田川・善福寺川沿いの地域には、豪雨時の雨水を一時的に溜める貯水システムが整備されている。内径8.5m、長さ2.2kmにおよぶ貯留管の貯留量は、約12万立方メートル。小学校のプール約400個分の雨水を溜めることができる。
写真:和田ポンプ施設和田弥生幹線貯留管の内部 6月8日撮影
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