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2025年10月1日
スポーツ推進本部
34年ぶりの東京開催となった「東京2025世界陸上」。9日間にわたって熱戦を繰り広げた日本代表選手団と、世界陸上財団の関係者が、9月26日(金曜日)に知事を表敬訪問しました。訪れた選手は、吉津拓歩選手、小林香菜選手、藤井菜々子選手、中島佑気ジョセフ選手、吉川絢斗選手、赤松諒一選手の6名。
混合4×400メートルリレーで8位に入賞した吉津選手は、
「大会1日目、最初のトラック種目で日本記録を更新し、初めて決勝に進出できました。今後は決勝進出が求められるので、しっかり応えられるようにがんばります」
男子走高跳で8位に入賞した赤松選手は、
「満員の大歓声の中で跳躍することができて楽しい大会になりました。次は地元近くの名古屋で開催されるアジア大会で活躍したいです」
女子マラソンで7位に入賞した小林選手は、
「当日まで緊張でいっぱいでしたが、沿道ではたくさんの方が絶えることなく声援を送ってくださり、苦しくても自然に足が動いてゴールまで駆け抜けることができました」
男子20キロ競歩で7位入賞の吉川選手は、
「7位というひとつの成果を出すことができたのが嬉しいです。いままでにない応援の数が力になり、歩きを進めることができました。今後はロサンゼルスオリンピックに向けてメダルを目指します」
男子400メートルと男子4×400メートルリレーに出場し、男子400メートルで6位入賞を果たした中島選手は、
「400メートルでは34年ぶりとなる決勝進出、日本記録更新、そして6位入賞することができて非常に光栄に思います。生まれ育った東京の地で、たくさんの歓声に包まれて決勝の舞台を走れて幸せな時間を過ごせました。最高の大会でした」
女子20キロ競歩で日本記録を更新、銅メダルを獲得した藤井選手は、
「自国開催での銅メダル、大変嬉しく思います。今後はメダルの常連になれるよう努力していきます」
と、それぞれの大会を振り返り、新たなる夢を語っていました。
左から吉津拓歩選手、小林香菜選手、藤井菜々子選手、小池百合子知事、中島佑気ジョセフ選手、吉川絢斗選手、赤松諒一選手
知事は、
「選手のみなさま、大変な活躍でみんなに希望・夢を与えてくれました。お疲れ様でした。大会中は、台風が来ないように、雨が降らないように、温度が下がって湿気も落ち着くようにとずっと祈っていました。最後はちょっと祈りが切れたように雨が降りましたけれど、9日間、いい環境の下でいいパフォーマンスを繰り広げることができたのではないかと思います。
東京では11月にデフリンピックが控えておりますが、スポーツが夢を与え、希望を与え、健康につなげていく、素晴らしいテーマを世界陸上で実現したことに感謝しています。これからも素晴らしい記録・記憶に挑戦してほしいと思います」
と感謝の言葉を述べました。
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