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都政レポート  2025年9月29日  生活文化局

お神輿、演舞に盆踊り!お祭りが大集合「TOKYO わっしょい」

東京駅前、丸の内の行幸通りに、にぎやかな祭りばやしの音色やお神輿を担いで練り歩く姿が次々と出現し、周辺は一気にお祭り気分に包まれました。これは、江戸の伝統的な祭りをはじめ、各地の祭りが一堂に会する「TOKYO わっしょい」というパフォーマンスイベント。9月12日(金曜日)から14日(日曜日)の3日間にわたって開催されました。

 

TOKYOわっしょいオープニング

梯子乗り
梯子乗り

オープニングセレモニーには、小池知事と「TOKYO わっしょい」アンバサダーの林家たい平さんが法被(はっぴ)姿で登場。高らかに開会宣言をすると、江戸の火消しの伝統を受け継ぐ、木遣り(きやり)、纒振り(まといぶり)と梯子乗り(はしごのり)の演目でスタートしました。

会場では日本語と英語、手話でアナウンスがあり、観客席にはユニバーサルスペースが設けられ、字幕モニターなども用意されていて、多様な人々が楽しめるようにという工夫がされています。

 

 

山王祭
山王祭

神田祭
神田祭

三社祭
三社祭

江戸東京を代表する、日枝神社の「山王祭」、神田明神から「神田祭」、浅草神社から「三社祭」の出演もあり、お神輿が登場すると、江戸っ子の勇ましい掛け声に合わせて、会場の観覧席からは手拍子が飛び出しました。

 

浅草神社のびんざさら
浅草神社のびんざさら

下平井の鳳凰の舞
下平井の鳳凰の舞

水止舞
水止舞

お神輿のほかにも、五穀豊穣を祈願する「浅草神社のびんざさら」や、ユネスコ無形文化遺産の風流踊のひとつとして登録されている日の出町の「下平井の鳳凰の舞」、大田区大森に伝わる雨を止める祈りの行事「水止舞(みずどめのまい)」など、都内でも現地に足を運ばないと観ることができない伝統芸能に触れる、貴重な機会となりました。

 

よさこい鳴子踊り
よさこい鳴子踊り

石見神楽
石見神楽

日本各地の有名な伝統芸能、高知発祥の「よさこい」や徳島の「阿波踊り」、沖縄の「エイサー」、島根の「石見神楽(いわみかぐら)」なども都内の芸能団体や保存会の方が演じています。東京駅周辺は観光客も多く、偶然居合わせた人々も、目を輝かせながらカメラを向けていました。

 

はち巻き体験

 

駕籠乗り体験

また、会場内には、猫耳結びなど好きなパターンの結び方を教えてもらえる「はち巻き体験」や、駕籠(かご)に乗って記念写真が撮れる「駕籠乗り体験」などのブースがあり、無料で参加ができると大好評。

 

盆踊り

三日間ともプログラムの最後には、特設の櫓(やぐら)を囲んでの盆踊りが行われ、観光客や周辺のワーカーも飛び入りで参加して楽しんでいました。

このイベントは、世界陸上・デフリンピックが開催される2025年に、芸術文化を通じて大会を盛り上げる、3つのアートプロジェクト「TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム」のひとつです。国内外からも注目を浴びるこの時期に、江戸東京の魅力を感じることのできた3日間となりました。

「TOKYO わっしょい」当日の様子は東京動画でも紹介しています。

 

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