トップページ > 都政情報 >とちょうダイアリー > これまでの都政レポート > 都政レポート/2025年 > 9月 > 「一緒に世界の東京を作りませんか?」中高生が知事へ政策提案

ここから本文です。

都政レポート  2025年9月19日  子供政策連携室

「一緒に世界の東京を作りませんか?」中高生が知事へ政策提案

都は、こども目線に立った政策を推進するため、こどもの実態や意識を把握するとともに、こどもの率直な意見を聴く機会を設けています。これらの取り組みの一つとして、自らの意見を表明し、こどもの意見を政策に反映する「中高生 政策決定参画プロジェクト」を実施しています。
今回のテーマ「中高生にビジネスや起業に親しみをもってもらおう~挑戦者を生み出す東京へ」に基づき、中学生5名、高校生7名がプロジェクト参加メンバーとして出席し、知事へ政策提案をしました。

 

中高生が知事へ政策提案

発表した政策は 、中高生が生み出す「アントレプレナーシップ育成計画」。アントレプレナーシップとは、日本語では「起業家精神」と訳されることが多い言葉です。課題解決に向けて挑戦する若者を増やすためには、中高生のうちからビジネスや起業に親しみを持つことに加え、アントレプレナーシップを身に付けることが重要であると考えました。そして、中高生へのアンケート調査や都のスタートアップ支援拠点 であるTIB(Tokyo Innovation Base)での体験をもとに、議論を重ねてきました。

 

中高生が政策発表

この計画では、個人のアントレプレナーシップに対しての習熟度に応じて、三つのステージを設け、それぞれに適したアプローチを行います。
ステージ0では、社会課題への興味が薄い人に対し、著名人による講演や動画配信を通じて自分事だと考えられるようにします。ステージ1では、課題解決の流れを学べるワークシートを提供し、個人学習と対面サポートを両立させます。ステージ2では、主体的に行動を始める人が活動を発展させられるよう、部活動のようなコミュニティができる場を提供します。
さらに、活動成果を発表する「AJI祭(Awaken junior innovation)」を開催し、世界に向けて中高生の挑戦を発信する場を設けます。

 

知事が政策を聞いてコメント

生徒たちの発表に、終始うなずきながら聞いていた小池知事は
「学校も学年も違うみなさんが集まって4カ月間、活動ご苦労様でした。政策の立案実行、一緒にやっていこうというソリューションまで考えられていて素晴らしい。ぜひみなさんの提案を参考にして『挑戦者を生み出す東京』の実現を進めていきたいと思います」
とコメント。

記念撮影

提案を終えて、生徒たちは
「今日の提案が、アントレプレナーシップの広まりや、中高生の将来の手助けとなれば嬉しいです」「これからの課題を解決するのは私たち中高生なので、中高生が新しいことに挑戦できる東京にしたい」と語っていました。

 

当日の様子は東京動画でも紹介しています。

 

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.