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2025年9月17日
スポーツ推進本部
「東京2025世界陸上」の会場である国立競技場で、9月5日(金曜日)に「バトンプロジェクト特別イベント@国立競技場」が開催されました。こちらは、東京2025世界陸上財団がこの大会を「こどもに夢を届ける大会」としていくため、都内小学校に「陸上バトン」を寄贈するプロジェクトのスペシャルイベント。
大会スペシャルアンバサダーの織田裕二さんと、北京オリンピック男子4×100メートルリレー銀メダリストの高平慎士さんが参加し、陸上を愛する小学1年から6年生の児童約40名に特別授業を行いました。
織田さんが、世界陸上で印象に残っていることとして、
「ウサイン・ボルト選手がベルリン大会の100メートルで世界新記録を更新したときに、生で見ていた」
という話をすると、高平さんは
「北京オリンピックで、4×100メートルリレーの時に一緒に3走目を走ったのだけれど、人間じゃない、と思ったのは彼が初めて」と、その速さを思い出していました。
続いて、高平さんが小学生たちに直接バトンパスをレクチャー。オーバーハンドパスとアンダーハンドパスの違いや、バトンは持ち替えないこと、バトンを受け取るときに後ろを見ないこと、受け渡すときは「ハイ」と声をかける、などポイントを伝えました。
軽くジョギングしながらバトンパスの練習をしたあとは、2人1組になって30メートルのバトンゾーンを走りながらバトンパスの実践。
高平さんは
「僕たちはバトンゾーンを時速40キロくらいの速さで走っているんだ。原付バイクよりも速いくらい。そんなタイミングでバトンをパスしているんだよ」というと、小学生たちはびっくり。
織田さんは、
「もうすぐ世界中から選手たちが来て、みんながいるこの場所で練習したり競技したりするんだよ。ねえ、すごいと思わない? 10年後か20年後、みんながここに立っていることを楽しみにしています」と興奮気味で語っていました。
当日の様子は東京動画でも紹介しています。
【注】高平慎士さんの高の字は「はしごだか」です
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