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都政レポート  2025年7月31日  スポーツ推進本部

駒沢体育館がリニューアルオープン 入場無料の特別企画展示も

 

駒沢体育館リニューアルテープカット

 

駒沢オリンピック公園の中にある駒沢体育館は、名前の通り、1964年の東京オリンピックを機に作られた歴史ある体育館。こちらが約2年間の休館を経て大改修されました。開館に伴い、7月6日(日曜日)にリニューアルオープンイベントが開催されました。また、「東京2020大会メモリアルデーイベント」も同時に開催され、アスリートたちが登場してトークを繰り広げたり、来場者にスポーツをレクチャーしたりと、来場者とアスリートたちが一体になってスポーツを楽しむ1日となりました。

 

駒沢体育館

館内は、白を基調にモノトーンで統一されたスタイリッシュなデザイン。随所にサステナブルな工夫がされているのもリニューアルのポイントです。太陽光発電を設置するほか、観客席は、東京2020大会会場の東京アクアティクスセンターで使用されていたものを再利用しています。

 

駒沢体育館

また、車いす対応エレベーターの新設や車いす席の増設など、アクセシビリティを向上させました。さらに、LED照明のまぶしさを和らげるためにルーバー(光をやさしく遮る板状のカバー)を取り入れたり、空調を下部から出して上部に吸い込むやさしい風にしたりと、選手たちが快適に競技できるようにと配慮がなされています。

 

東京オリンピックメモリアルギャラリー

改修前から人気のスポットだった、入場無料の「東京オリンピックメモリアルギャラリー」もリニューアル。1964年の貴重なオリンピックに関するアイテム以外にも、聖火トーチを持って写真が撮れるスポットや、当時誰もがテレビに夢中になったお茶の間を再現するなど展示物を増やしています。

 

東京2020大会のアーカイブ資産

また、通常はラウンジとして利用されるスペースでは、東京2020大会のアーカイブ資産【注】等の展示が行われており、12月21日(日曜日)までの期間限定で「日本レスリングの軌跡」をテーマとした特別企画展示も行われています。どちらも入場無料になります。

【注】東京2020大会の準備・運営等に伴って作成・利用された資産のうち、歴史的な価値を有し、大会の記憶・記録を伝えていくものです。

 

日本レスリングの軌跡

駒沢体育館は、1964年の東京オリンピックでレスリングの会場になったほか、数々の試合が行われた“レスリングの聖地”ともいえる場所。こちらでは、当日来場したレスリングの須﨑優衣選手が自らのパネルにサインを入れてくれました。

 

駒沢体育館スポーツ体験

イベントでは、誰もが参加できるスポーツ体験もたくさん。ボルタリング、レスリング、フェンシング、ゴールボールなどは東京2020大会で活躍したメダリストたちが、自らレクチャーする場面も見られました。

 

時にはオリンピックの会場、時には地域や学校のスポーツ大会、さらに都民の運動の場として60年以上の歴史を刻んできた駒沢体育館。この日の体験をきっかけに、未来のアスリートが誕生するかもしれません。

 

駒沢体育館リニューアルオープンイベントの様子は東京動画でも紹介しています。

 

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