トップページ > 都政情報 >とちょうダイアリー > これまでの都政レポート > 都政レポート/2025年 > 7月 > 陸上の過去・未来を体感するミュージアムが都庁に誕生
ここから本文です。
2025年7月18日
スポーツ推進本部
今年9月に開催される「東京2025世界陸上」を記念して、都庁内に「東京2025世界陸上 ワールドアスレティックス・ミュージアム(略称:MOWA)」がオープンしました。会期は9月21日(日曜日)まで、会場は東京都庁第一本庁舎45階北展望室【注】と、2階北側展示スペースの2カ所で、見学は無料です。
【注】展望室の開室・混雑状況等は展望室のご利用案内をご確認ください。
展示テーマは、1991年東京大会と、これから開催される2025年東京大会を記念して「TOKYO1991 - 2025」。91年大会男子マラソン金メダリストの谷口浩美さんと、オリンピック・世界陸上チャンピオンで、9月の大会でも活躍が期待されるやり投の北口榛花選手の写真が、このテーマを象徴しています。
展示品には、歴代80人以上の世界陸上やオリンピックのメダリスト、世界記録保持者たちの貴重なアイテムが勢ぞろいしています。
45階北展望室には、第1回大会以前の時代から現在まで、記録と記憶を刻んできたアスリートのゆかりの品々や、選手との自撮りを楽しめる等身大パネルなどを展示。大会会場となる国立競技場を見晴らす雄大な眺めとともに、レジェンドたちの勇姿を心にとめることができます。
タッチスクリーンでは、1991年東京大会のハイライト映像を自由に視聴できます。男子マラソンの谷口浩美選手のゴールシーンや、男子100メートルでカール・ルイス選手(アメリカ)が当時の世界記録を作った瞬間など、数々の名シーンが映像でよみがえります。
新たにMOWAのコレクションとして初公開されているのが、有森裕子さんが1992年バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得した際に履いていたシューズ。7月6日のオープニングセレモニーでご本人から寄贈されました。45階に展示されていますので、お見逃しなく。
メイン会場である2階北側展示スペースでは、1983年から2023年までの世界陸上全19大会の歴史を時系列で紹介するほか、1991年東京大会と2025年東京大会のメダルセットを展示。2大会のメダルを同時に見ることができるのは貴重な体験です。
砲丸投、円盤投、ハンマー投、やり投の競技用具は、実際に手にとってその重さや大きさを体感することができます。また、棒高跳や走高跳、走幅跳の世界記録が実寸で示されているスポットもあり、アスリートの身体能力に驚くこと間違いなし。
世界の最高峰アスリートが歴史を作り上げてきた世界陸上の、復習&予習としても最適です。
また、都内にもう1つ、東京2025世界陸上の気分を盛り上げるスポットが誕生しました。
メインスタジアムとなる国立競技場のEゲート(外苑門)付近に、公式マスコットの「りくワン」の銅像が建ち、アスリートや観客を元気に出迎えてくれます。
東京2025世界陸上はいよいよ9月13日(土曜日)開幕。
都内ゆかりのスポットをめぐってみてはいかがでしょうか。
ワールドアスレティックス・ミュージアムに関しては、東京動画でも紹介しています。
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.