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2025年5月15日
スポーツ推進本部
東京2025デフリンピック(きこえない・きこえにくい人の国際スポーツ大会)に向けて、5月9日(金曜日)、中野区立桃花小学校で特別授業「きこえないってどんな世界?」が行われました。
前半は東京2025デフリンピック応援アンバサダーの川俣郁美さん、デフテコンドー日本代表候補の星野萌選手による、デフリンピックやきこえない世界のことを知る特別講義。
クイズ形式で、耳がきこえない人は20人に1人、手話を使う「ろう者」は100人に1人だということ、世界には200以上の手話があることなどを学び、児童たちは積極的に手話言語やジェスチャーで回答。また、「デフリンピック」「ありがとう」「拍手」などの手話言語を学びました。
後半は、手話表現者/サインエール開発メンバーの西脇将伍さんによる体験授業。その中で行われた謎解きゲームは、数字と色の手話言語をてがかりに計算問題を解き、鍵のかかった宝箱を開けるというもので、みんな苦戦しながらも果敢にチャレンジしていました。
続いて、新しい応援スタイル「サインエール」の体験。きこえない・きこえにくいアスリートにも応援の気持ちを“目”で伝えられるように、3種類のエール「行け!」「大丈夫、勝つ!」「日本、メダルをつかみ取れ!」をあらわすアクションをみんなで習得しました。
最後に、星野選手によるデフテコンドー プムセ(型)の演武。周りを囲んで見学した児童たちは、その気迫と美しい動きに圧倒されながらも、さっそく覚えたてのサインエールで応援していました。
「みんなのサインエールが見えて、しっかりと気持ちが届きました」と星野さん。
児童からは、「楽しかった!これからも手話やサインエールを使ってみたいです」「デフリンピックを見に行って、サインエールで応援したいと思いました」などの声が出ていました。
サインエールに関してはこちらでも詳しく紹介しています。
手話は世界共通?という問いには〇と×の答えが半々(正解は×)
手話言語が大きなヒントになる謎解きゲーム
星野選手によるデフテコンドー プムセ(型)演武
参加者みんなで「デフリンピック」の手話言語で記念撮影
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