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都政レポート  2024年12月20日  保健医療局

冬の感染症に備えて 第2回「東京都感染症対策連絡会議」開催

12月5日、令和6年度第2回「東京都感染症対策連絡会議」が開催されました。この会議は、未知の感染症を含むあらゆる感染症に対して常に備え、必要な対策の検討と実施につなげることを目的とした会議です。
まず冬に向けて注意が必要な感染症の状況と都の取組が示されました。具体的には、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、伝染性紅斑、感染性胃腸炎です。伝染性紅斑の都内定点医療機関当たりの患者報告数が、第48週(11月25日から12月1日まで)は過去最多(感染症法施行以来)となり、6年ぶりに警報基準に達したとの報告がありました。
またHIV感染者及びエイズ患者、梅毒の状況、WHOによる8月のエムポックス(サル痘から名称変更)緊急事態宣言を受け、都での発生状況や対応が示されました。さらに新型コロナウイルス感染症の後遺症対策として、解説動画やポータルサイトの紹介がありました。
感染症医療体制戦略ボードの猪口正孝氏からは「いまはまだ医療体制も混乱していないが、今後冬に向けて感染が増える可能性がある。都民は十分気を付けてほしい」、大曲貴夫氏からは「伝染性紅斑は妊婦が感染すると胎児に影響する。飛沫感染なので感染防止対策をしっかりと実践してほしい」、東京iCDC所長の賀来満夫氏からは「これからも専門家の立場から必要な分析や助言を行い、都の取組を支えていきたい」とのコメントがありました。

 

会議の様子1

会議の様子

 

会議の様子2

コロナ後遺症対策のサイトを見る会議出席者たち

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