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都政レポート  2024年10月2日  教育庁

在宅や病院の生徒も一緒に絵を制作 墨東特別支援学校

9月10日、都内の公立学校を対象に多様な体験活動の機会を提供する「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」のひとつとして、都立墨東特別支援学校(江東区)で生徒がプロのアーティストと共同で絵画を制作する体験会が行われました。制作するものは同校正門に掲示するウェルカムフラッグ。
この日は中学部の生徒たちが、イラストレーターの小池アミイゴさんのアドバイスをもとに、大きな紙に思い思いの絵を描きました。
この作品は本校に通学する生徒だけでなく、在宅で学んでいる訪問学級の生徒、都内の病院に入院中の病院訪問学級の生徒、入院先の分教室の生徒たちがそれぞれの場所で描いた絵を合わせ、一つの共同作品として仕上げる予定です。
参加した佐野華里奈さん(15歳)は「みんなで楽しくできた」、小山凌雅さん(13歳)は「大きな絵は前も描いたことがあるが楽しかった。芸術の秋はいいものですね」と感想を話してくれました。
田村康二朗校長は「全校で大きなものを創るのは初めて。いつもより生徒が自由に表現していたと思う。重い障害があって絵を描くことが難しい子や、入院などにより出かけることができない子もいるが、このフラッグが完成して正門に飾られたとき『自分もこれに参加した、自分にもできることがあるんだ』と自信が持てるのではないか。また自分のことだけでなく在宅訪問や病院内学級の友達が参加しているのを見て、互いを認め合い、大切にするという教育にもつながる」と話しました。

 

生徒の様子1

床に敷いた紙に自由に描く生徒たち。「描けなくてもOK」「自分が楽しいと思うことをしてね」と声をかける小池アミイゴさん(左)

 

生徒の様子2

車いすのまま描く生徒も

生徒の画像

長い筆を使って描いてみる

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