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都政レポート  2024年9月19日  生活文化スポーツ局

障害があってもスポーツを身近に バーチャルスポーツ体験

都内の障害者の意識調査によるとスポーツや運動に「関心はない」が32.4%、「行いたいができない」22.7%という回答でした。都は運動に無関心な層や「できない」と思う人にもスポーツに関心を持ってもらうため、自宅などで気軽に取り組める「バーチャルスポーツ」を活用してスポーツを促進する取組を今年度から実施します。その一つとして、9月3日、オープンハウスグループ・オペレーションセンター(横浜市)でバーチャルスポーツのメディア向け見学会が開かれました。
視覚障害、肢体不自由、発達障害などのあるオープンハウスの従業員5名が、家庭用ゲーム機を使ったバーチャルスポーツ(バスケットボール、ビーチテニス、ボクシングエクササイズ)を体験しました。
参加した羽田光佑さんは「フリースローなどが楽しかった。以前、車いすバスケットをしていたので、またやりたいなと思った」、中村真さんは「視覚障害があるので、フリースローやテニスでボールを打つときなど、タイミングを取るのが難しい。音で教えてもらい慣れていくと楽しめた」と感想を話してくれました。
同社産業医の伊藤公博医師(MYメディカルクリニック大手町院長)は「このような運動は互いのコミュニケーションにもつながり、運動不足やストレス解消にもなる」と説明しました。
インストラクターの小峰丈明さん(TEAM PTRD JAPAN)は「羽田さんのように車いすバスケに挑戦したいという感想を持つのは、バーチャルではない実際の運動にもつながるので、すごくいいこと」と話しました。

 

参加者の様子1

楽しそうにゲームをする参加者。右が羽田さん

 

参加者の様子2

対戦は真剣勝負

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参加者の様子3

白熱する対決。中村さん(左)の後ろには視覚情報を伝えるサポートの人が付く。右は小峰インストラクター

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